学校日記

【12月9日】いつもありがとうございますm(_ _)m

公開日
2022/12/09
更新日
2022/12/09

Kのつぶやき

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 昨日8日(木)は、とても素敵な満月でした。2022年最後の満月は、今朝も綺麗に見えていました。12月の満月のことを、アメリカの農事暦(のうじれき:農作業に必要な事柄や年中行事などを記した暦)では「コールドムーン」とも呼んでいます。アメリカの先住民の方は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど様々につけていました。各月ごとに満月の名称は次の通りです。
 1月:Worf Moon[狼月] 2月:Snow Moon[雪月] 3月:Worm Moon[芋虫月] 4月:Pink Moon[桃月] 5月:Flower Moon[花月] 6月:Strawberry Moon[苺月] 7月:Buck Moon[男鹿月] 8月:Sturgeon Moon[チョウザメ月] 9月:Harvest Moon[収穫月] 10月:Hunter's Moon[狩猟月] 11月:Beaver Moon[ビーバー月] 12月:Cold Moon[寒月]
 何だか、面白いですね。

 さて、日本教育新聞のコラム『不易流行』からです。

 ハロウィーンの騒ぎから1カ月がたち、街はクリスマスのイルミネーションでにぎやか。クリスマスが終われば、正月。正月の次はバレンタインデー。冬の寒さを吹き飛ばすイベントがめじろ押しである。クリスマスの経済効果は約7千億円、ハロウィーンが約1100億円、バレンタインデーが約1300億円とか。日本人のイベント好きが景気を底支えしている。学校も昔は行事が盛んであった。運動会や学芸会は町の一大イベントであり、町民総出で子どもたちと共に大いに楽しんだ。近年は行事を精選し、授業に注力している。学力向上や教師の働き方改革を重視することは、やむを得ない。しかし、行事が子どもたちの「生きる力」の育成を底支えしていたことも事実である。
 人生100年時代を生きる子どもたちに最も必要な力は、生涯学び続けるために学びに向かう力と健康を維持・増進する生活習慣ではないか。それらは多様な他者との関わる中で生まれ、育つ。学校行事を、子ども同士だけでなく、親や地域の方々を含めた多様な他者と関わる場として捉え直し、もっと活用してもよいのではないだろうか。課題を発見し、探究し、解決する力を育てることも大事である。さまざまな人と関わり、人生を共に楽しむことも大事である。不景気でもイベントを楽しむ人々の豊かさに学びたい。

 御陵中では本日、「3年生を励ます会」。受験や進路決定を控えた3年生を保護者や保護者OB「御中会」の方々が励ましたいと始まった会。その中で、栄養を付け、元気づけ目標達成へと後押ししたいと作られた「豚汁」をふるまってくださる会が3年ぶりに実施されました。ずいぶんと前から計画・準備され、昨日も今日も多くの方が関わってくださっています。皆さんそれぞれに、たいへんお忙しいだろうに、朝早くから子どもたちのために生き生きと準備をしていただいて、その姿を見させていただくだけで、胸がいっぱいになります。本当にありがたい、そして子どもたちは幸せだと思います。
 先日も保護者の方々の力で開催された「GORYOマルシェ」で、子どもたちの笑顔が溢れました。そして、今日の取組。私たちは、本当に多くの方に支えられて生きていることを実感できます。PTA関係の行事だけでなく、「体育祭」「文化祭(合唱コンクール)」「修学旅行」「自然教室」「中体連の大会や中文連のコンクール」…など、様々な行事をコロナ禍の中、本年度は実施しています。子どもたちは、その中で悩み、考え、支え合い、共に乗り越え、素晴らしい力を発揮してくれています。日常の取組と行事がつながり、子どもたちは大きく成長してくれています。行事の精選や改善はもちろん大切です。ですが、やはり残していきたいもの、残さなければいけないものを限られた時間の中で充実させ、子どもたちと保護者、地域の方、そしてわたしたち教職員と一緒になって取り組んで、「共に生きている」ことを実感しながら、たくさんのことを「学び」、すくすくと成長していってほしいと願います。
 保護者の皆様、御中会の皆様、地域の皆様、いつも大きな愛で子どもたちを包んでくださり、たくさんのご協力とご支援をいただいていることに心より感謝いたします。本当にありがとうございます!