【1月10日】今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
- 公開日
- 2023/01/10
- 更新日
- 2023/01/10
Kのつぶやき
2023年がスタートして10日が過ぎました。今日は、3学期始業式。始業式では「夢を叶えるのはやる気とやる時間」という話をさせてもらいました。
卓球元日本代表選手、元日本代表監督をされた「児玉圭司」さんという方がおられます。その方がこんなことを言っておられます。
人がそれぞれ持つ夢に、「小さい・大きい」も「尊い・尊くない」もありません。大事なのは夢を持って、努力し続けることです。この「夢・目標」から「現実」を引けば、自分が取り組むべき「努力目標」が分かります。
『夢(目標) − 現実 = 努力目標』
スポーツで例えると、夢が「県大会優勝」、現実は「筑前地区大会ベスト16」なら、努力目標は、その差の部分となります。その差を埋めるために必要な実力をつける(必要な練習をすること)ことが、努力目標になります。
この目の前にある具体的な「努力目標」に全力で取り組む。決してあきらめることなく続けることが、夢や最終目標に到達するための最善の道となります。
そもそも、人間の能力に大きな差はなく、差があるのは「やる気」と「やる時間」です。やる気のある人は、どんなに厳しい練習や仕事でも、自分の将来のためになるという思いが強いので、それが楽しくてたまらないものです。楽しければ、どんどんやる時間が増えて成長するので、それがまた「やる気」につながるという好循環が生まれます。しかも、人が成長するということは、自分のためだけでなく、周りの人のためになります。たとえば、スポーツであれば、チーム全体が強くなることに繋がるし、仕事であれば、組織全体の業績アップや結果がよくなるなどに繋がります。その結果、個人としても周りの人から認められ、明るく楽しい未来がやってくることになります。
即ち、「夢(目標)を叶えられるかどうかは、『やる気』と『やる時間』次第である」ということです。皆さんには、今一度、今年の目標と今の自分の差を考え、努力目標を決める。そして「やる気」と「やる時間」を高め、その目標が達成できるような一年にしてほしいと思います!
今朝の西日本新聞のコラム「春秋」に、この話に関連するようなことが載っていました。
プロ野球ソフトバンクホークスの元監督、秋山幸二さんには大切にしている言葉がある。サインにも書き添える「志」の文字。「人それぞれに思い定めた目標や目的があるはずだから」と理由を教えてくれた。「生きる道というより、生き残る道だよな、プロは。体力や技術はもちろんだけれど、自分なりの志が要るんだ」。監督就任時には「プロとしてどうあるべきか」をまとめ、選手からスタッフまで全員に配った。球界は選ばれし「天才」がしのぎを削り、不断の「努力」は当然の世界。流した汗が試合で報われるとは限らない。才能があれば必ず輝かしい道を歩めるわけでもない。秋山さんは現役時代の20代前半、日本シリーズで送球エラーをした。広島で一時代を築き連続出場記録を持つ「鉄人」こと衣笠祥雄さんに後日、指を負傷していたことを明かすと、たしなめられた。「試合に出た以上、理由にならん。そこで結果を出すのがプロだろ?」。問われた覚悟は、以後「志」を尊ぶ秋山さんの人生の背骨になったのだろう。スポーツ選手に限らず誰しも「かくありたい(こうありたい)」との理想はある。一方で「頑張ります」だけでは何かが足りない。「成人の日」の昨日、多くの若人が周囲に感謝し新たな誓いを立てたことだろう。国内外とも厳しい風が吹き、洋々とした前途を描きにくい時代ではある。それでも胸のどこかに「志」を秘めておきたい。
厳しく先の読めない時代だからこそ、確固たる「信念」や「志」を持ち、なおかつ「しなやかな心」も持ち合わせる必要があると私は思います。子どもたちが、そのぞれに「志や夢、目標」を持ち、粘り強く努力していくことを、今年も精一杯サポートしていきたいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m