【1月24日】「雪」の由来
- 公開日
- 2023/01/24
- 更新日
- 2023/01/24
Kのつぶやき
今日明日は、今季最強、10年に1度の寒波で、積雪、路面の凍結、水道管の凍結などへの注意が必要とされています。気象台によると、九州北部は上空1500メートル付近で氷点下15度以下となる寒気が急速に流入し大雪の可能性も…。同じクラスの寒気が流れ込んだ2016年1月には九州全域で積雪が観測され、通行止めや大規模な渋滞が発生しました。私自身は、積雪がすごくて勤務校まで自宅から歩いて行ったことを覚えています。今回の寒波が大きな事故や人命に影響するようなことにならなければと切に願います。
本日、子どもたちは13時45分下校となります。明日まで心配ではありますが、教育委員会と連携をとりながら、子どもたちの安全に配慮した適切な対応をしていきたいと思います。今後もメール、ホームページでお知らせしますので、確認等よろしくお願いいたします。
真っ白に積もった雪は、幻想的でロマンティックで、寒いけれど心があたたかく感じる方もおられると思います。ちなみに、大雪が降る年にまつわる言い伝えがあるようです。いくつか紹介します。
「ミミズが地上に多く這い出る年は大雪」「カメムシが多い年は大雪」「越冬する白鳥が早く来ると大雪」「つばめが早く帰る年は大雪」「キノコが早く出ると大雪」「そばの豊作は大雪」「しもやけがかゆい年は大雪」「イカがたくさんとれる年は少雪」…などなど。
なんだか面白いですね。どれくらい当たっているのか、私にはわかりませんが、雪には不思議な魅力を感じます。さらに、「いろは出版」という会社のホームページに「雪」という言葉の由来が載っていました。
雨かんむりの下にある、カタカナの「ヨ」。これって一体なに?実は、「彗」という字をカンタンにしたものなんです。「彗」は、彗星(すいせい)という天体にも使われていて、「ほうき」という意味。つまり、昔の人にとって雪は、「ほうきで掃くことができる雨」だったんですね。それだけではありません。雪がつもってあたり一面が真っ白になった様子をみた昔の人は、「神様が世の中を掃除して、掃き清めてくれたようだ」と感じ「彗」という字を当てた、とも言われています。雪は、世の中の汚いものや醜いものをすべて白くして、清めてくれるものなんですね。この考え方、とってもロマンティックではないですか?嫌なことがあった日や、鬱々(うつうつ)とした気持ちになった日の夜に、雪が降ってきたら…。それはきっと、気を利かせた神様がお掃除をしてくれているんです。そう思うと、すこし、雪のことが好きになりませんか?降り積もって、あたり一面が真っ白になる頃には、嫌なこともキレイに忘れられているかもしれませんね。「寒いですね」「そうですね」というやり取りは、取引先の方との雑談や、ふいにエレベーターで一緒になったご近所さんとの雑談でよくあることだと思います。そのやり取りにプラスして、「でも、雪って実はね……」とはじめられたら、お互いに心がほっこり、温かくなる気がしませんか?ぜひこのお話、誰かに伝えてみてくださいね。
さてさて…
果たして今回の最強寒波。雪の状況はどうなるのでしょうか…