昨日のWBC準決勝…本当に感動しました。栗山監督の言葉を借りるなら「野球ってすげー！」、「スポーツってすげー」、本当にスポーツの力を感じました。先日もつぶやきましたが、一流の選手たちが、全力でプレーする姿、気迫溢れる雄叫び、出場している選手だけでなく控えの選手などのベンチでの全力の声、そして仲間と共に喜ぶ姿など、本当に素晴らしいと思います。感動はもちろんなのですが、勇気や元気をもらいます。それと同時に「一生懸命の素晴らしさ」「最後まで諦めないことの大切さ」を改めて教えてもらいました。不調だった村上選手に「ムネに任せた。思い切り打ってこい！」と言える監督・コーチ。その期待や信頼を心でしっかりと受け止め、サヨナラ打という最高の結果で返す村上選手。侍ジャパンの信頼関係とチームワークがまさに世界一ではないかと感じました。すべての選手・チームスタッフをはじめ皆さんが、一つの目標に向かって、それぞれの場所で自分のできることを全力で取り組んでいることの尊さ・素晴らしさを感じて心から感動しました。
　そして、今日前回王者アメリカとの決勝戦…先ほど3対2で侍ジャパンが“優勝”とのニュースが入ってきました。本当に凄いし素晴らしい！日本中が湧き、たくさんの感動を与えてくれたすべての選手、栗山監督を始めすべてのスタッフの皆さんに心から感謝します。本当におめでとうございます！！！
　
　それと、ネットニュースで見た、試合前のロッカールームで選手・スタッフが円陣を組んでいたときの大谷選手の言葉の凄さに感動しました。
　栗山監督から、「翔平、お願いします！」と声をかけられた大谷選手、こう言っていました。

「僕からは1個だけ…（アメリカの選手に）憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりだとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいるとか…野球やっていればみんな聞いたことあるような選手がいると思うんですけど。今日一日だけは…憧れてしまったら超えられないんで。僕らは超えるために、やっぱり、トップになるために来たんで。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう！」

　そのときの映像を見ると、胸が熱くなるし、心踊ります。きっと、すべての選手が日本を代表していることに誇りをもって、互いを信じ、互いにリスペクトしながら全力で戦った先に今回の“世界一”があったのだと思います。
　もちろん、大谷選手のような言葉は、簡単に言えることではないですし、大谷選手だからこそ言えるし、大谷選手が言うから説得力があると思います。しかし、昨日の準決勝のあとに、野球をしている子どもたちへのメッセージをと言われた大谷選手が言った言葉は
「（試合中）何回かチーム全体として（心が）折れかけていたと思うんですけど、最後まであきらめないっていう、その気持ちだけで繋いで繋いでサヨナラ勝ちになったと思うので…みんな本当に素晴らしかったと思います」

　プロの選手たちでも心が折れそうになることはある。しかしそれでも、自分を信じ仲間を信じ、「最後まであきらめない気持ち」がいかに大切かを、子どもたちだけでなく私たちすべてに教えてくれたと思います。
　私たちも、子どもたちが夢や志を持ち、何事にも粘り強くあきらめない気持ちで頑張っていけるよう“チーム御陵”で、これからも頑張っていきたいと思います。