267の続き…

　これまで大人に散々怒ってはいけないとつぶやいてきましたが、もちろん厳しく叱ることも必要です。ここで大切なのは「怒る」のではなく「叱る」ということです。「怒る」時は感情的になることがほとんどです。自分の中の怒りを相手にぶつけているだけなので相手には伝わりません。しかし、「叱る」時は相手のことを考えて伝えることができます。
　すなわち、「叱らなければならない」時は、しっかり相手のことを考えて叱ってあげてください。
　とくにルールやマナーを守れなかったり、危険な行動をとったりした時には、厳しく「叱って」あげないと伝わりません。コンプライアンスが厳しい世の中、やりにくさを感じている方も多いと思いますが、何でも優しく接すれば良いものではありません。共に協力しながら子どもたちのために熱意をもって子育てをしていきましょう。

　生徒諸君！！次回は君たちにつぶやきます。

　つづく…