学校日記

福島県被災地研修

公開日
2022/10/03
更新日
2022/10/03

校長便り

 9月中旬、県校長会の代表として、福島県に研修に行って
きました。
 今から11年半前の2011年3月11日、東日本大震災が起こ
りました。地震や津波で多くの尊い命が奪われました。
 それに加え、福島県は、原子力発電所の放射線漏れという
複合災害に見舞われ、ふるさとを奪われました。その第一
原発を直接視察し、被災された校長先生方とは懇談会の場を
もちました。
 11年が経過し、ハード面では随分復興も進んでいます。
 しかし、地元の人が戻るというソフト面ではまだまだ
課題です。
 福島県では、多くの学校が大利小と同じくふるさと教育
を大切にしています。また、年2回の放射線教育も実施し
ています。風評被害も含め、放射線を正しく恐れること、
学校が復興の最大の拠点であることを自覚した福島県校長
会の覚悟を感じ取ることができました。
 昨今、地震や津波に限らず、台風や大雨等、自然災害は、
どこで起こってもおかしくない状況です。
 命を守る行動とボランティアをはじめとする貢献活動に
ついて考えていきたいと思います。
今日の全校朝会で子どもたちにプレゼンを見せています。
 お家での話題になれば幸いです。