学校日記

1年 道徳「二わのことり」

公開日
2022/11/22
更新日
2022/11/22

学校生活の様子

 1年1組の山下先生が道徳で「二わのことり」の学習を公開されました。山下先生は今道徳の学習指導で求められている「道徳的価値を多面的・多角的にとらえる道徳」「考え、議論する道徳」学習に挑戦されました。教材は「にわのことり」みそさざいは、にぎやかで明るい梅の林に住んでいるうぐいすさんに音楽会の練習に誘われます。しかし、同時に、遠くて暗い山奥のやまがらさんからも誕生日のお誘いを受けるのです。どっちに行こうか迷ったあげく、みそさざいは、近くて楽しそうなうぐいすの家に行くのですが、途中、やまがらさんのことが気になり、途中でうぐいすの家をこっそり抜けだし、やまがらの家に向かうというお話です。1年生の子ども達は、「もし自分だったらどうするかな」と一生懸命考えていました。「僕はやまがらさんを誘って、うぐいすさんの家に連れて行って、みんなで楽しく一緒に歌います。」「私はうぐいすさんと小鳥たちを連れてみんなでやまがらさんの誕生日をお祝いに行きます!」とみんなが笑顔になる方法を考えていました。「もし、一人でうぐいすさんの家を抜け出していったら、残されたうぐいすさんやことりたちはどう思うかな?」「一人で来たことを伝えたとき、やまがらさんはどう思うかな?」いろんな立場から考えてみることができた学習でした。「考え議論する道徳」「多面的・多角的に捉える道徳」は1年生でもちゃんとできるんだ!と証明された素晴らしい授業でした。