学校日記

6/12 職員の救急法講習会を行いました

公開日
2024/06/12
更新日
2024/06/12

授業&生活の様子

 今週末から水泳学習が始まります。それに先立って、本日職員研修として救急法の講習会を行いました。日本赤十字社から2名の講師の方に来ていただき、研修を行いました。
 最初に「気道異物除去」について学びました。気道異物除去とは、のどに異物が詰まって苦しい状態になっている人に対して、背中を叩いたり、腹部を圧迫したりして異物を取り除く方法です。これは、給食時などに起こり得ることなので、時期を問わず、常に知っておかなければならない救急法として研修しました。
 そして、「心肺蘇生」の仕方やAEDを使った処置の仕方を学びました。呼吸が止まっている人に対し、胸骨を圧迫して心臓を動かすことと人工呼吸とを組み合わせて行う方法について人形を使って練習しました。胸骨圧迫を数十回繰り返していると、汗が出て疲れますが、生命を守るために絶え間なくやり続けることを体験しました。これをするかどうかが生死を分けるということを学び、職員全員が真剣に取り組みました。また、AEDの実際の使い方を練習し、いざというときに慌てずに、正しい処置ができるよう練習しました。
 こうした研修は年に1回実施していますが、講習の内容をyoutubeでも公開しているとの情報をお聞きました。もし、よろしければ、日本赤十字社で検索していただくと、ご家庭でも動画を見て参考にしていただけるかと思います。子どもの命と安全を学校と地域、保護者の皆様で一緒に守っていきましょう。