校長発信「大好き!下大利小」 NO46
- 公開日
- 2020/06/16
- 更新日
- 2020/06/16
お知らせ
「新しい学校生活様式における道徳科」
本年度からは新学習指導要領の下、“主体的、対話的で深い学び”という
学習がめざされています。また、学校は、「知・徳・体」をバランスよく
整えていく必要もあります。この「知・徳・体」の「徳」の部分を担う中心
教科は、道徳です。
道徳科で大切にされているものは、“考え、議論する道徳”です。
今の状況では、“対話的”と“議論する”という方法が使いづらいのが
本音です。深い学びにしていくためには、残った部分である“主体的”と
“考え”を大事にしなければなりません。
“主体的”にしていくためには、子どもたちの身近に感じるものや実態に
即した資料が必要です。指導者の教材研究に基づく教材解釈です。
“考える”ためには、子どもたちに何を考えさせるか?道徳科では、教師
が児童に問う発問が重要になってきます。
今日は、5年生の「規則の尊重」についての授業を拝見しました。
今の苦難の時代を乗り越えた小学生が、道徳性を高め、将来大人になっ
たとき、「あの頃、わたしたちは大切なことを学んだ。」と心の底から思え
るような道徳科の授業を1つでも2つでも出合わせることができたらうれ
しい限りです。