校長発信「大好き!下大利小」 NO106
- 公開日
- 2020/09/25
- 更新日
- 2020/09/25
お知らせ
「先輩授業」
本校では、初任の先生に多くの先生方が授業を公開し、指導力量を高め
てもらっています。昨日は,先輩授業として1年生の教室で授業が行われま
した。主に参考にしてほしい点は、「板書と発問」です。
板書とは、授業の内容等を黒板にまとめることです。発問とは、教師が
児童に投げかける問いのことです。
どちらも指導のプロをめざす教師にとってとても重要な指導技術です。
指導力量のある教師は、多くを語りません。発問で子どもたち自身にじっ
くり考えさせ、子どもたち同士で表現できるようにします。そのための
学び方等(話の聞き方・話し方)を年度当初に鍛えます。何でもそうです
が、最初は丁寧に教え、できるようになった子どもたちを認め励ましながら
育てていきます。そして、タイミングを見計らいながら子どもたちに少し
ずつ任せていくのです。
この日は、算数科「なんじ なんじはん」といった時刻の読み方につい
ての学習でした。黒板には、絵や資料が貼られ、1年生にも分かりやすい
ように視覚的な工夫が施されていました。1年生ですので集中力も途切れ
やすいのですが、先生の発問で集中させるとともに、ミニ時計を操作させ
ることで思考を促していました。
こういった先輩授業のテクニックを学びながら若手も研鑽を積んでいる
ところです。