「５月の全校朝会」の記事でもお知らせしていましたが、４月から靴箱の靴のかかとをそろえようという取組を続けています。
　そして今日！ついに全校児童の靴のかかとがそろっていました。初めてのことです。

　本来なら今日は、運動会が行われていたはずの日。子どもたちが力の限りを尽くして心を一つにし、最高の姿を見せてくれる日のはずでした。
　しかし子どもたちは、このような場面で全校児童の心を一つにそろえ、違った形で最高の姿を見せてくれました。
　
　これまでの取組の中で、自分の靴を丁寧にそろえる子、通りすがりに自分のクラスの靴がそろっているか確認する子、１年生に靴のそろえ方を優しく教えたり下学年の靴がそろっているか気にしたりする６年生、「靴をそろえると心がそろうんですよ！」と嬉しそうに私に教えてくれた１年生…など、子どもたちは素敵な姿をたくさん見せていました。
　
　それぞれのクラスに全員の靴がそろっていたことを伝えると、其処此処で「すごおい！」「やったあ！」という歓声が上がりました。

　本当に小さな取組ですが、みんなの靴がそろっている靴箱の気持ちよさ、小さなことでも毎日続けることの難しさ、みんなで心と力を合わせる心地よさなど、たくさんのことを学んでくれていると感じています。
　今後さらに、誰にほめられるわけでなくても、習慣として靴そろえが身に付いていくように取組を高めていきたいと考えています。