【校長だより】コスモスリレー
- 公開日
- 2022/07/12
- 更新日
- 2022/07/12
学習活動
本校では、平成9年より「コスモスリレー」という取組を行っています。もともとは、御笠の森小学校が御笠川の土手にコスモスを植える活動を行っていました。そこで、その上流にある下大利小学校でも取組を広げようと、御笠の森小学校から種をわけていただいたことから始まりました。以前は、学校そばの川の土手に種をまいて育てたり、コスモスの苗を地域のお世話になっている施設等に届けたり駅や市役所で市民の方に配ったりしていました。
しかし近年はコロナ禍の影響等もあり、校内でプランター等に植えて育てたり、地域のお世話になっている施設等に届けたりする活動に縮小して続けています。
今日は、5・6年生が、園芸ポットに種から育てた苗を、5つのグループに分かれて市内各施設等に届けて回りました。「毎年楽しみにしていますよ」と言ってくださる方もおられ、温かい気持ちになります。
子どもたちは、ちょっぴり緊張しながらも手作りのポスターやパンフレットと共に、苗を手渡していました。
今年で25年目となる取組です。本校の伝統としてずっと続いていってほしいと思います。
〈子どもたちの感想より〉
「私は、コスモスリレーを振り返って、とても心が気持ちよくなりました。理由はコスモスやパンフレットを渡された人全員が、笑顔で『ありがとう』と言ってくれたからです。その言葉と顔の表情を見て、がんばって育てたかいがあったな、渡しに来てよかったなと思いました。これから私は本当に地域を花いっぱいにできると思いました。また、私たちは最後のコスモスリレーだったので、来年の5・6年生にがんばってもらいたいと思いました。」
「…この活動は取り組む私達もコスモスを受け取ってくれる人も笑顔になれるものなので、これから先ずっと続いていってほしいし、下大利小学校だけでなくいろんな地域・学校で取り組んでいけるように広めていきたいです。」