本日３校時に火災を想定しての避難訓練を実施しました。今日は春日・大野城・那珂川消防署南出張所の消防士の方５名も来校し、訓練の様子を見てくださいました。本来ならば運動場へ避難するのですが、あいにくの雨のため、運動場への避難経路を確認した上で体育館に避難する形で行いました。

　まず各教室で、煙の怖さや避難のポイントについてＤＶＤを見て学習しました。担任から避難について確認を行った後、実際に非常ベルが鳴って避難が始まりました。ハンカチで口を押さえ姿勢を低くして逃げる練習も行いました。子どもたちは、全体的に「お・は・し・も」（押さない・走らない・しゃべらない・戻らない）の決まりを守って上手に避難することができました。
　
　体育館で人員点呼をした後、校長からの話、消防署の方のお話と続きました。消防士の方のお話では、煙は視界を遮られる、吸うと意識を失うなどするだけでなく、500度〜600度もあり、とても近づくことはできないそうです。身を低くして逃げることの大切さについて改めて押さえていただきました。

　あってはならないことですが、学校や自宅だけでなく、駅やショッピングセンター、地下街などどこで火事に遭遇するかは分かりません。いつ遭っても、こういった訓練のことを思い出し落ち着いて行動できるよう、自分の命を守る力を身に付けていってほしいと思います。