先週９月２８日（木）、２９日（金）の２日間、５年生は夜須高原青少年自然の家へ自然教室に行ってきました。小小連携の一環で、大利小学校の５年生とほとんどの活動を一緒に行いました。
　２８日（木）は、入所式を終えた後、まず野外炊飯からスタートしました。かまど係は薪をなたで割って火を起こし、ご飯を炊くことから始めました（写真上）。食材係は材料を上手に切り、食器係はお皿やボールなど必要な物をきれいに洗って準備しました。役割分担された仕事だけでなく、自分から仕事を見つけて進んで働いたり、互いの役割をカバーし合ったりしながら、とても上手に作業を進めていました。どの班もおいしいカレーライスができ上がりました（写真中）。残さないようにと心を配り、皆で分け合って完食していたことにも感心しました。すすで真っ黒になった鍋を磨くのは大変だったけれど、スタッフの方から合格をもらった子どもの顔は達成感で輝いていました。
　入浴・夕食の後は、大利小と合同でキャンドルのつどいを行いました。幻想的なろうそくの光に包まれ厳かに行われた第１部と第３部。第２部では、互いの学校がそれぞれ考えてきたゲームや「マイムマイム」のダンスなどを通して（写真下）、学校の違いを感じさせない温かい交流が生まれていました。
　夜は、すぐには寝付けない子もいたようですが、周りのことを考えて静かに休むことができていました。
　２９日は朝食後、荷物整理や掃除をして退所点検を受けました。思いの外、手早くて驚きました。
　その後は、フィールドビンゴです。地図を見ながら山の中を歩き、設置されたポストの数字を見つけたり、問題を解いたりしていきます。ちょっとしたハプニングがあり、地図通りに進めなかった班もいくつかありましたが、班で協力して進み、何とかゴールまで帰ってきました。
　２日間の活動を通して、公共の施設を利用するマナーや規律ある行動の大切さ、自然とのふれあい、そして何よりも仲間と協力することの素晴らしさを感じることができ、また、大利小学校のみなさんとも仲よく過ごすことができました。あっという間の２日間でしたが、子どもたちの大きな大きな成長を感じることができました。