最近の記事はこちらメニュー

最近の記事はこちら

【9月3日】プラストーク

公開日
2024/09/03
更新日
2024/09/03

校長のひとりごと

昨日からスタートした2学期。今朝もいつものように校長室で仕事をしていると7時過ぎにドアをノックする音が…。「○○を取りにきました!」という先生お二人。にこやかな笑顔で素敵な挨拶をされる先生方に、こちらまで笑顔になる朝。やはり、笑顔での挨拶は、人を笑顔にし心をあたたかくするものだと、その二人の先生に改めて教えていただきました。

 昨日の始業式の準備や、終了後の片付け、教室移動の指示などには、生徒会役員の子どもたちがテキパキと動き、はつらつとした挨拶をしていました。また、私が話しているときも、真剣なまなざしで集中して聞いてくれる子どもたち。相変わらず、素敵な子どもたちだと感心しました。

 昨日のひとりごとでもお伝えしましたが、行事が盛りだくさんの2学期です。目標に向かって仲間と協力し、たとえきついことや苦しいことがあっても共に励まし合いながら乗り越え、また大きく成長してほしいと願うばかりです。


 さて本日も、株式会社 人財育成JAPAN代表取締役で作家の永松茂久さん著『一流の人に学ぶ心の磨き方~悩みが消え迷いがなくなる70の心得~』の「第2章 姿勢」からです。


 私たちは、一日に65,000語を越える言葉を頭で考えるそうです。人は、「言葉」を使って考え、コミュニケーションをとる生き物です。一流の人は、「言葉」の持つ力を知り、「ポジティブな言葉を口にすれば人生がプラスに向かい、ネガティブな言葉を口にすれば人生もマイナスに向かう」という法則を理解しているので、プラストークを心がけています。

「君ならできるよ」

「君のおかげでなんとかなった。本当にありがとう!」

「君は運がいいから心配いらないよ」

 こんなプラストークは、聞いている相手を元気にしてくれます。そしてプラストークを口にする人のまわりには人が集まってきます。

 一方、不平、不満、悪口、泣き言などのマイナストークばかり発する人のまわりからは、人が去っていきます。

 あなたとそのまわりの人たちがプラストークで会話できる環境ができれば、たくさんの感動が生まれ、どんどん運が好転しはじめるのです。


 言葉って本当に大切です。何度もこのひとりごとでの話題にしてきました。言葉が、その一歩を踏み出す勇気となったり、困難を乗り越えるときの力になったり…。一方でその逆も…。しかしながら、ポジティブに「プラストーク」でいきたいと思いながら時々弱気になってネガティブになったり、「マイナストーク」になってしまったりする私がいます。

 2学期は、私自身が今まで以上にポジティブに、そして「プラストーク」を心がけること、そして、子どもたちも先生方も保護者の方々、地域の方々も、「プラストーク」と「笑顔」で溢れるようになればと思います。