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【1月14日】「今」を…

公開日
2026/01/14
更新日
2026/01/14

校長のひとりごと

 『月刊朝礼』編集部の『月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ』の中に「頑張ったという経験が一番の力になる」からです。


 誰にでも生きていれば、ときにはつらいことが起こります。きっとあなたにも、そういうことがあったことでしょう。しかし、あなたはそれらを乗り越えて、今、立派に生きています。そういうつらいことをどやって乗り越えましたか。そのときは、とても立ち直れないと思っていても、何とかあなたは立ち上がって、前に向かって歩き始めました。そのきっかけは何でしたか。そのことを今でも覚えていますか。

 ある人は、悩んで落ち込んでいて、もう駄目だと思っていたら、お腹が減ってきたそうです。とりあえずお腹がいっぱいになるまで食事をしたら、少し元気が出てきたといいます。またある人は、何もしたくないから布団をかぶって眠ってみたそうです。ほとんど眠れなかったそうですが、朝になって熱いお風呂に入ったら、解決策が浮かんできたといいます。

 それほど単純ではないかもしれませんが、あなたにも、きっと何かきっかけのようなものがあったはずです。いつかまた解決不可能だと思われるようなことに遭ったら、そのとき乗り越えたきっかけを思い出してください。そのとき頑張ったあなたの経験が、きっと今のあなたを助けてくれます。


 小心者の私は、問題や課題に直面するとよく悩みました。落ち込んだり不安で眠れなかったりすることが幾度となくありました。解決できるかまったく見通しもつかないこともありました。しかし、今もこうして仕事を続けています。思い返すと、とにかく、そのときできる最大限の努力をして、手を尽くして乗り切ろうとしました。そして、私を支え励ましてくれる方や子どもたちがたくさんいました。今までの多くの困難や苦しかったこと、そしてそれを乗り越えようとした努力こそが今の私をつくっています。


 私が若い時、先輩の先生が子どもたちによく語られていました。

「頑張ったことが力になる。何であっても、とにかく一生懸命に取り組みなさい。適当な1番より、一生懸命のドベの方が価値がある。失敗を恐れず、チャレンジし続けなさい。たとえ失敗してもそれが、自分自身の大きな『糧(力)』になるから。頑張ったことはずっと心に残るから。先生たちは、頑張るあなたたちをどこまでも応援するよ…」

 そのときのその先生の影響が私の教師人生にも大きなものとなっており、その考えが私の教育観の根底にもあります。

「やればできる!きっとできる!必ずできる!」

「子どもたちは伸びたい、成長したい、認められたい…」

「子どもたちは無限の可能性が誰しもある!」

 それはずっと変わらずに思ってきました。だからこそ、目の前の子どもたちを信じ、目の前のことを、「今」を大事にしなければならないと私は思います


(ひとりごと第1145号)