【2月3日】福は内
- 公開日
- 2026/02/03
- 更新日
- 2026/02/03
校長のひとりごと
今日は「節分」です。節分はもともと「季節を分ける」という意味を持つ言葉。日本の暦では、春・夏・秋・冬の始まりの前日をそれぞれ節分と呼んでいたそうです。つまり、本来は年に4回あった行事ということになります。しかし現在では、「立春の前日」だけを節分としています。これは、立春が一年の始まりと考えられていたことと深く関係しているといわれているようです。そのため、節分は「新しい年を迎える前に、悪いものを追い払い、良い運気を呼び込む日」として位置づけられたようです。今年は明日が「立春」ですから、今日2月3日が「節分」ですが、立春の日によっては2日や4日に「節分」となることもあります。また、節分には、「鬼は外 福は内♪」と言いながら豆まきをされる(されてきた)ご家庭もたくさんあることだと思います。これは、豆には「魔を滅する(『ま』を『め』っする)」という意味もあること、生命力が宿った穀物により鬼や災難を追い払うという意味があるようです。さらに「鬼は外」の「鬼」は、病気・災害・貧困・人の心の弱さなど、目に見えない悪いものの象徴であり、豆まきによって「鬼を追い出す」というよりも、自分自身や家の中にある悪い運気や厄(やく)を追い払う行為であるといえます。
豆まきの後に、自分の年齢の数だけ豆を食べる風習もあります。これは「年取り豆」と呼ばれ、健康と無病息災を願う意味があるそうです。近年では、数え年にもう一粒足して食べると縁起が良いとも言われています。健康にもよい豆を食べる行為そのものが、体の中に福を取り込む象徴ということになります(私はもう自分の年の数は無理です…)。
さて、アメリカの著述家ジェリー・ミンチントンの著書『THINK BETTER(うまくいっている人の考え方):弓場隆翻訳』の「幸せ指数を高める」からです。
幸せとは、自分がつくり出す心の状態のことである。「幸せ指数」を高める方法をいくつか紹介しよう。
■本当に楽しいと思うことをもっとする:何かに没頭していたときのことを思い出そう。そのとき、あなたは不確実な未来や悲痛な過去について考えず、現在に生きていた。幸せとは、我を忘れて何かに没頭しているときの感情だ。
■ネガティブな出来事を分類する:ネガティブな出来事を、「どうにもならないこと」と「なんとかなる」のふたつに分類しよう。どうにもならないことに不平を言っても時間と労力のムダだ。なんとかなることに取り組もう。
■幸せを感じる理由をたくさん見つける:一部の人は、不平ばかり言ってネガティブな出来事を強調する人を身近に見て育った。だが、こんな悪習に染まってはいけない。幸せを感じる理由を探し出そう。たくさん見つかるはずだ。
■自尊心を高める:人生はつまらないと思うなら、意識的かどうかは別として、人生とはそういうものだと信じているからだ。この状況を変えるには、自尊心を高めるといい。自分は素晴らしい人生を送る価値があると思えるはずだ。
■いいことが起こると期待する:幻想を抱いて何もせずにじっと待つという意味ではない。いいことが起こると期待すると、実際にそれを経験することになる。楽天的でいると、問題解決に向けて前向きな考え方ができるからだ。
「幸せ」は、結局自分自身の価値観、心持ち、考え方ということですね。例えば「お金持ち=幸せ」と考える人もいるかもしれませんが、お金持ちの人が皆幸せだと感じているかどうかはわかりません。お金がなくても、日常の中の小さなことに幸せを感じている人もたくさんいると思います。恵まれすぎていると、本当はとても幸せで有り難いことなのに気づかないこともあるのだと思います。
やはり、当たり前のことへの感謝や敬意、そして前向きな気持ち、人を大切にすることはもちろん自分自身を大切にすること…そんな気持ちを持って日々の生活を送ることが大切なのだと思います。私自身は、人の役に少しでも立てたとき、人に必要だと感じてもらえている実感したとき、「こちらこそありがたいなぁ、幸せだなぁ」と感じます。そんな心持ちでいると「福は内」になる気がします。
みなさんはどう思いますか?
(ひとりごと第1158号)