【3月13日】卒業、おめでとう!
- 公開日
- 2026/03/13
- 更新日
- 2026/03/13
校長のひとりごと
素敵な素敵な卒業式でした。昨日から涙腺崩壊している私は、早朝「式辞」の練習をしていても自然と涙が出てきて、練習ができない状態でした。しっかりと式辞を言うまでは泣かない!、そう決めていたものの、子どもたちの呼名の返事で何度も胸がいっぱいになるのを抑えつつ、式辞に臨みました。ただ、精一杯の思いを込めて言うことだけは心がけて…。以下、私の式辞の一部です。
261名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
先ほど、担任の先生から呼名をされたときの皆さんの返事…素晴らしかったです。一人一人の、15年分の感謝や成長、そして未来に向かって頑張る決意が伝わってきました
皆さんが入学した日、私は新たにこの学校に赴任し、皆さんと出会いました。初めて会ったあの日から、授業や行事、様々な活動の中で、皆さんが努力し、仲間と協力し、笑顔で挑戦する姿を間近に見ることができました。この3年間で、心も体も大きく成長し、今日こうして卒業の日を迎える皆さんの姿に、私は誇らしさと深い感動を覚えます。
3年生になって迎えた体育祭では、雨で予定が延期され、本来とは異なる状況に直面しました。
しかし、3年生のリーダーを中心に、皆で声を掛け合い、励まし合いながら競技や演技に取り組む姿は本当に立派でした。全力で競技に挑む姿、順位に関係なく応援する姿、互いを笑顔で称え合う姿… その一つひとつを見て、私は胸が熱くなりました。「この子どもたちは、困難な状況でも互いを思いやり、全力で挑戦できる」そして、「どんな場面でも人を大切にし、素晴らしい未来をつくる大人になる」と確信しました。
文化発表会の合唱コンクールでも、皆さんは限られた時間の中で練習に取り組み、心を一つにし、素晴らしいハーモニーを響かせました。学年合唱「ふるさと」の迫力と一体感には、私自身、感動で胸が震えました。もちろん、皆さんの輝きは行事だけではありません。日々の委員会活動や友達への気遣い、笑顔でのあいさつ…その一つひとつが私たちに元気と勇気を与えてくれました。
「志あるところ道あり」という言葉があります。「志」とは、夢や目標だけでなく、「誰かのために力を尽くしたい」という「心の灯」です。その「志」を忘れず、感謝の気持ちを胸に、困難に出会っても粘り強く歩んでください。それこそが、本校が大切にしてきた「自律貢献」の姿です。
保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様が生まれた日のことを、覚えておられるでしょうか。小さな小さな手を握りしめ、そのぬくもりに触れながら「ただ元気に、健やかに育ってほしい」……そう願われたあの日から、15年の月日が流れました。決して平坦な道のりではなかったはずです。時には悩み、葛藤し、親子でぶつかり合ったこともあったかもしれません。しかし、皆様が注ぎ続けた愛情と、折れることのない支えがあったからこそ、お子様は今日という日を迎えることができました。いま、目の前にいるお子様の姿をご覧ください。立派に成長したその背中こそが、皆様が積み重ねてこられた歳月の証です。これまでのご心労をねぎらいますとともに、本校に寄せられた温かいご協力に、深く感謝申し上げます。
卒業生の皆さん、今日まで最も近くで支えてくれたのは誰でしょう。そう、今、この会場にいらっしゃる保護者の皆様です。どうか今日、家に帰ったら、たった一言でいいので伝えてください。「ありがとう」…その一言が、何よりの贈り物になります。
私は常に皆さんに言い続けてきました。「皆さんの可能性は無限大」です。自信を持って、未来へ羽ばたいてください。これから出会う人々や出来事、挑戦のすべてが、皆さんをさらに輝かせ、成長させてくれることでしょう。どのような道を選んでも、「志」を大切に、誰かのために行動できる自分でいてください。…(後略)…
私は原稿にはなかった言葉も入れました。
「昨日の素敵な素敵な素敵なサプライズ、ありがとう。私もみんなのことが大好きです。みんなと出会えて本当によかった…」
子どもたちの顔を見ていたら、自然とその言葉が出たのです。そのあとの現生徒会長である荒牧さんの「送辞」も立派でした。そして、竹之内さんの「答辞」に、私は壇上で涙が止まりませんでした。ステージに上がる前から、目に涙をいっぱいにためて、ステージに上がってきたのです。そして、3年間の思い出、先生方への感謝、家族への感謝、仲間への感謝を涙が溢れる中でも、一言一言に思いを込めて伝えていました。一部紹介します。
3年間を共に過ごした仲間たち。喜びに満ちた日も、泣いた日も、どうしようもなく苦しかった日もありました。でも、隣を見ればいつも仲間がいました。一緒に笑ってくれて、一緒に進んでくれて一緒に前を向いてくれた。そのすべてが大切な思い出です。気づけば、あの頃よりずっと強くなった私たちがいます。あの教室で、体育館で、廊下で重ねた毎日が、もう二度と戻らない「大切な時間」だったのだと、今日になってようやく実感することができました。もっとみんなと話したい、もっとみんなと思い出をつくりたいです。でも今、私たちはそれぞれの未来に向かって歩き出します。困難や失敗があっても、私たちはこれまで何度も力を合わせ乗り越えてきました。だから、きっと大丈夫。進む道、向かう目標はそれぞれ違うけれど、3年間で学んだ全てを力にして、それぞれの道で一歩ずつ歩いていきます。またいつか成長した姿で再会し、思い出話に花を咲かせましょう。3年間ありがとう…
思いのこもった本当に素敵な答辞でした。そのあとの式歌・群青も素晴らしかった。退場のときには多くの子どもたちが涙を流していました。本当にあたたかな日本一の卒業式でした。来賓の方々はもちろん保護者の方々も口々に言ってくださいました。「素敵な卒業式でした。ありがとうございました!」「感動しました!」と。こちらこそ、本当にありがとうございました。素敵な子どもたちに出会い、たくさんの感動と素敵な思い出をたくさんいただきました。学活後の前庭でも、私にもたくさんの子どもたちや保護者の方が声をかけてくださいました。「写真一緒に撮りましょう!」「3年間ありがとうございました!」「たいへんお世話になりました」…。私の方がたくさんお世話になりました。素敵な子どもたち、素敵な保護者の方と出会わせていただき、本当にありがとうございました。心から感謝いたします。卒業生の皆さんの未来が、希望と笑顔に満ち溢れ、胸を張って新しい世界へ羽ばたくことを切に願っています。ご卒業、おめでとうございますm(__)m
(ひとりごと第1185号)