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【4月21日】キラキラと輝く瞳

公開日
2023/04/21
更新日
2023/04/21

校長のひとりごと

 5時間目、3年生が体育館で集会をしていました。体育祭実行委員や体育祭リーダー、係長などが、元気に挨拶していました。
「みんなが楽しいと思える体育祭にします!」
「みんなの心に残る最高の体育祭にします!」
「優勝を目指しますが、最後はみんなで最高だったと言える体育祭にします!」
…校長先生もよかったら一言とふられ、びっくりする私。
「皆さんの意気込みを聞いて、今ワクワクしています。きっと素晴らしい体育祭になります。リーダーは、きっと頑張ります。しかし、リーダーだけでは足りません。ここにいる3年生みんながリーダーのつもりで頑張らないと最高の体育祭にはなりません。3年生にとってはもちろん中学校最後の体育祭になりますが、このメンバーでの体育祭は、1年生2年生も最初で最後の体育祭です。体育があまり好きではない人もいます。体育祭がいやな人もいるかもしれません。そういう人たちまでもが、体育祭が終わったとき、このメンバーでやれてよかった。体育祭、楽しかったって言えるような最高の体育祭にしてください。皆さんに期待しています!」
 そんな話をさせていただきました。教師実行委員長である保健体育科の平井智也先生が「楽しい体育祭というのは?」について、「やるだけやった先の楽しかったにならなければダメだよ」という話されました。子どもたちは顔を上げ、真剣に聞いていました。最後に、学年主任の山川真紀子先生…。
「あなたたちの自己紹介・決意表明を聞いていたけど、私は、まだできると思う。まだまだ全力じゃないと思う。あなたたちの本気を見るために、リーダー今から30秒で円陣くんで!」
 子どもたちは、あっという間に円陣を組みました。実行委員長が、「真ん中には、リーダーと先生たちが円陣を組んでください」というので、私も混ぜてもらって中へ…。みんなで肩を組み、「最高の体育祭にするぞー!」のかけ声に全員で「おー!!」(上写真)。みんなが笑顔になり、キラキラと輝く表情でした。素敵な3年生…。最高の体育祭への第1歩を踏み出しました。
 子どもたちの可能性は無限大。それを引き出すことが私たち教師の役目でもあります。子どもたちに負けないエネルギーで、すべての子どもたちが「最高だった」「楽しかった」「感動した」って言えるような体育祭になるよう、“大東魂(だいとうだましい)”で頑張ります!
 昨日は3年6組の挨拶と笑顔の素晴らしさを書かせていただきましたが、6組だけでなく3年生の子どもたちの素直さ、人なつっこさ、素敵な笑顔、頑張る姿…本当に素晴らしいと感じます。もっているポテンシャルというか、可能性が無限だと心から感じます。きっとこれからも教師が手を抜かず、共に頑張れば、どこまでもどこまでも伸びていく子どもたちだと思います(もちろん、保護者の方のご理解とご支援は必須です!)。
 平井先生に言いました。「3年生、すごいね!絶対にもっと伸びるよ。先生がこれぐらいで…って目標を下げなければ、きっとどこまでも伸びる子どもたちだよ」というと、「はい!僕がまずは全力で頑張ります!」と平井先生は力強くこたえてくれました。

 放課後の体育館での部活動発足会全体会。また、私は話をさせていただきました。たくさんの子どもたちが、自分の選んだ部活動でこれから一生懸命に活動する。日常生活を大切に、そしてそれぞれがしっかりとした目標をもって精いっぱいに練習に取り組む。たとえ苦しくても、それを乗り越えまた一歩前へ…。そうやって人は成長します。
 そんな話を真剣に聞いてくれる子どもたちに、「無限の可能性」があることを繰り返し伝えました。私の話が終わると、子どもたちは“拍手”をしてくれました。少し照れくさかった私ですが、なんて優しく、そして“打てば響く”子どもたちなのだろうと思いました。
 そのあとの部長“長”の2人、女子バレーボール部部長の満田千乃さん、吹奏楽部部長の進上将誉さんの話もとても素晴らしかった。部長として、「長」としてふさわしい立派な内容の言葉でした。力強く心のこもった2人の挨拶のあとにも、全員が拍手をしてくれました。なんて素敵な大野東中…。
 子どもたちの素晴らしさに毎日、感動です。ありがとうございますm(_ _)m