最近の記事はこちらメニュー

最近の記事はこちら

【4月28日】四つ葉のクローバー

公開日
2023/04/28
更新日
2023/04/28

校長のひとりごと

 本日4月28日は、「4(よ)2(つ)8(ば)」の語呂合わせで「四つ葉の日」でもあるそうです。
 せいぶ農産という会社のホームページには次のように載っていました。

 愛・希望・幸福・健康の意味をもつとされる四つ葉のクローバーにかけ、多くの人に日々の生活の中でこの四つ葉のクローバーのような幸せを見つけてもらうことを目的として「四つ葉の日」を2017年に記念日として一般社団法人 日本記念日協会により認定・登録されました。
 四つ葉は、葉が茎や枝の一ヶ所から同時に四枚生え揃うことを意味しています。クローバーは、マメ科シャジクソウ属の多年草で、シロツメクサ(白詰草)の別名でもあります。三つ葉のクローバーは多く見られますが、その変異体である四つ葉のクローバーが稀に見られます。四つ葉のクローバーの発生頻度は三つ葉のそれに対して1万分の1程度になると推定されています。…(後略)…

 さて、先日の振替休日の日、午後から雨になりましたが、大野城市教育委員会が業者の方に依頼され、グラウンド整備をしてもらいました。本校のグラウンド(特にサッカー部の練習場所)の状態が非常に悪く、子どもたちの安全面を考えても早急に対応してもらいたいと教育委員会に要望をしたところ、今できる最大限の努力をしますということで、今回の整備に繋がりました。大野城市教育委員会及び業者の方々、ありがとうございました。
 昨日のお昼、私が職員室から出ると、サッカー部顧問の日高裕策先生とサッカー部の子どもたちが廊下で私を待っていてくれたようでした。すると、サッカー部キャプテンの子が「校長先生、今回はグラウンド整備の件、本当にありがとうございました!」、そして全員で「ありがとうございました!」とお礼を言ってくれたのです。私は突然のことでとてもびっくりしました。私は特にたいしたことはしておらず、ただ教育委員会へ池田教頭先生とともに要望をしたというだけのことでした。私は、
「いえいえ、私はたいしたことはしてないですよ。まだまだ整備も十分ではないかもしれないけど、これからまたお願いしていくから。でも、こうやって来てくれてお礼まで言ってくれる姿が素晴らしいです。これからまた、しっかり練習して頑張ってくださいね!」
 と言うと、笑顔で「はい!」と答えてくれました。顧問の日高先生は、その前にも校長室までお礼を直接言いにきてくれていました。そういう顧問の先生の姿勢が子どもたちにもきちんと伝わっているのだろうと思います。そのあと、午後の授業参観に行くと、3年生のあるクラスで教え合い学習が行われているときに、窓際にいたサッカー部の子が私に、「校長先生、グラウンドの件、本当にありがとうございました!」と言って頭を下げたのです。
 その行為に驚くとともに、心から感心しました。「感謝」の気持ちを持つことができることは本当に素晴らしいことです。そして、さらにそれを言葉にできることはより素晴らしいと思います。
 感謝の「謝」は、「ごんべんに射(い)る」というつくりです。すなわち、言葉を射(い)る、言葉を伝えるという意味です。ですから「感謝」とは、感じたこと、ありがたいと思ったことを言葉にして初めて「感謝」になるのだと私は思っています。
 「感謝」って、思っているだけではなかなか伝わらないことが多いです。やはり、言葉にすることもとても大切だと思っています。ですから、サッカー部の子どもたちが、こうやって感謝を伝えることは素晴らしいことだし、自分たちが大好きなサッカーができるのは、たくさんの人やもの、ことの“おかげ”である。そんな気持ちを持ってサッカーに取り組むことはとても意義があると思います。子どもたちがそんな気持ちを持てるよう育ててくれている顧問の先生、そしていつも応援してくださっている保護者の皆様にも、私は本当に“感謝”です!ありがとうございますm(_ _)m

 毎日毎日、私に感動や幸せをくれる四つ葉のクローバーのような大野東中の子どもたち。
 君たちはきっと自分たちが思っている以上に、とんでもなく素晴らしい。もっともっとできるから。自信をもって、どんどんいろいろなことにチャレンジしてください。
 そんなエールを贈りたくなる大野東中の子どもたちです!