【5月20日】見えないところで…
- 公開日
- 2023/05/20
- 更新日
- 2023/05/20
校長のひとりごと
今日はいよいよ本番前最後の体育祭練習。全体会のあとの各クラスの大縄跳び練習。40分ほどのブロック練習のあと、本番は他のブロックの演技を見ることができないため、ブロックアピールのリハーサルでお互いに鑑賞し合いました。本番さながらのリハーサルに、お互いに刺激し合って、その後の練習にも熱が入っています。午後は、全校生徒で準備をして明日を迎えます。午前中の練習の様子を見ながら、子どもたちの心が体育祭成功という目標に向かってひとつになっていることがひしひしと伝わってきました。「青春だ〜!」っていうシーンに何度も何度も出くわし、それだけで胸がいっぱいになります。
今日は朝から、PTA本部役員の方々に、明日の駐車場(大野東小学校グランド)の枠線の整備やフェンスへの注意書き等の取り付けなどを行っていただきました。こういう方々がいらっしゃるおかげで、行事も実施することができます。
相田みつをさんの『おかげさん』という本の中にこんな言葉が載っています。
「見えないところで」
トンネルとか大きな橋などの開通式の様子がテレビで放映されることがあります。地元のおえら方がずらりと並んでその中央に、担当大臣とか、自治体の長とかが出てきて、華やかにテープカットします。そして、感謝状や表彰状が関係団体の長に贈られます。
炎天下の中でつるはしを持ち全身で汗を流した人々は陰にかくれてしまって、ほとんど表に出ないのが常です。カッコいい役は汗水流さない人たちが独占してしまうものです。
誰にも見えないところで、一生陽(ひ)の目を見ずに、黙々と自分の役割を果たしている無名の人々の尊さのわかる眼をもちたいものです。
どんなものにでも、一番大事なところは表面に出ないものですから・・・
たくさんの方のおかげで明日の体育祭が開催できます。子どもたちにもわかっていてほしいし、もちろん私たち大人が、そういう方々の頑張りやご苦労を「当たり前」と思わず、「おかげさまです」という感謝の気持ちをもって過ごしていきたいものです。目に見えないこと、見えにくいことの裏にあるものを察したり、想像できる人でありたいと私は思います。
中島会長様はじめ本部役員の皆様、本当にありがとうございました!明日もどうぞよろしくお願いします。