本校には「プライド清掃」なるものがあります。他校では「黙々清掃」や「無言清掃」などの名称にある、無駄な話をせず、黙々と掃除することです。しかし、私は勝手にこう捉えています。「プライド清掃」とは、自分たちの学校に誇り（プライド）をもって、つもきれいな学校で学び成長したいという思いも込めた清掃なのではないかと思っています。子どもたちは、写真からわかるように黙々と掃除をしています。
　もちろん、掃除の「効果」もあるのではないかと思います。あるサイトには5つの効果というものが載っていました。

1 精神安定効果…きれいなところにいると精神的に安定する
2 幸せホルモン効果…きれいになっていくところを見ることでセロトニンという幸せホルモンが分泌される
3 ストレス解消…体を適度に動かすことでストレス解消になる
4 気づき（気配り）のレベルが上がる…見逃していた小さな汚れや、綺麗にしてくれた人、細やかな配慮と色々気付ける目線をもつことができる。続けると、心が磨かれていく。
5 先をみすえる力がつく…部屋をきれいにすることで雑念が減り、見通しをもつことができる

　実際の効果がどの程度かは人それぞれだとしても、掃除というのは「心を磨く」ことに繋がっていると思いますし、何より、こういうことを継続して熱心にできる人は、人として人間力も磨かれていると私は思います。