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【7月31日】感動をありがとう!

公開日
2023/07/31
更新日
2023/07/31

校長のひとりごと

 昨日で、大野東中学校運動部の福岡県大会が終わりました。筑紫区大会、筑前地区大会、そして県大会とたくさんの子どもたちの頑張りと気迫溢れるプレーや技に感動をいただきました。県大会、すべての部活動の大会に応援には行けませんでしたが、陸上部も水泳で大会に出場した子どもたちも皆全力を出し切り頑張っていたと報告を受けました。先日筑前大会で激戦の末、準優勝した剣道部は、県大会においても、わずか1本差で県大会優勝校にベスト8で敗退という本当に惜しい結果でした。しかし、応援に行ってもらった萩尾徹子教頭も「本当に僅差で素晴らしい試合でした!」と感動していました。
 私が応援に行かせてもらった男女バスケットボール部、女子バドミントン部も本当に素晴らしい試合ばかりでした。
 男子バスケットボール部1回戦は4点差の接戦での勝利、2回戦では4点差での敗退。しかし、筑紫区の大会から接戦、接戦…で常に白熱した試合を戦ってきた彼ら。そのひたむきなプレーに感動をいただきました。
 女子バスケットボール部は、順調に勝ち上がり、九州大会出場が決まる準決勝では、平均身長ではおそらく10cm、いやもしかすると15cm以上差のある大型選手揃いの優勝候補との激戦。しかし、大東の子たちは、その体格差をもろともせず、果敢に立ち向かいました。その姿は本当に立派でした。
 女子バドミントン部団体戦の準決勝では、1勝1敗で最後のダブルスへと勝負の行方は委ねられました。1セットはとられ、2セットは取り返し、フルセットまでもつれた大接戦。一進一退の攻防は、観る者を興奮させるすごい試合でした。

 どの大会であれ、子どもたちは負けると当然悔しかったと思います。しかしながら、ここまでの子どもたちの頑張り、そして大会での輝きは、観る者、応援する者を感動させました。それこそが素晴らしいことだと思います。私は監督をしている頃、子どもたちにはいつも言っていました。
「日本一になる1チーム以外は皆、どこかで負ける。どこで負けようともそれまでどう頑張ってきたのか、自分が最終的に納得できるくらい頑張れたかが大切である。そして、夏が終わったあと、そして、今後どう頑張っていくかが大切である。何より、その競技を通して人としてどのように成長したかが大切である」と…。
 子どもたちの頑張りがみられる幸せ、その場にいられて感動を共有できる幸せをいただき、心から感謝しています。そんな素敵な子どもたちをいつも応援し、後押ししてくださっている保護者の皆様にも本当に感謝しています。また、会場で、「校長先生、応援ありがとうございます!」と笑顔で私に声をかけてくださり、嬉しい気持ちにさせていただきました。
 そして、今朝も嬉しいことが…。男子バスケットボール部の子が、校長室を訪ねてきて、「応援していただきありがとうございました。これ保護者からあずかってきました…」と、県大会出場記念のオリジナルタオルとメッセージをくれました。メッセージには次のように書かれていました。

『子どもたちが頑張れる環境をつくってたくさんのサポートをしてくださった先生方、信頼できるチームメイト、応援してくれた大東生、仲間たち、みんなの力で勝ち進んだ県大会。素晴らしい経験をさせてもらい心から感謝します。 男子バスケ部保護者一同』

 こんなに素敵な保護者の方々に見守られているからこその子どもたちの姿なのだと思います。本当にありがたい…。
 子どもたちの心にも、保護者の方の心にも、そして私の心にも、お金では決して買えない素敵な素敵な“宝物”ができました。頑張ってくれたすべての子どもたち、感動をくれたすべての子どもたちに、心から“感謝”です。

※明日は本校吹奏楽部が「福岡吹奏楽コンクール」に出場します。心をひとつに素敵な演奏を披露してください。