【5月19日】感動をありがとう!
- 公開日
- 2024/05/19
- 更新日
- 2024/05/19
校長のひとりごと
子どもたち素晴らしかった。心震える場面が何度もあり、子どもたちに感動をいただきました。
子どもたちの今までの頑張りが天にまで届き、最高の晴天となりました。実行副委員長の開会宣言で大野東中学校第54回体育祭は幕を開けました。
最初は2学年種目「UFOの迷走」…おそらく多くの方が初めて見た競技ではないかと思いますが、男女に分かれ円陣を組み、足を隣同士で結び、進んでいきゴールを目指す。そんな新たな競技にたくさんの拍手が送られていました。
次は1学年の「綱引き」…入学してきてまだ1ヶ月半の中での子どもたちの元気な声と動きに、大きな成長を感じ来賓の方が感心されていました。
3学年種目の「君の名は」…種目名からどんな種目か想像もつかなかったこの競技は、1本の縄をブロック全員で自分の陣地に引き合うというものでした。3年生の迫力に見ている人も驚きを隠せませんでした。大盛り上がりの競技でした。
つづいて、2学年種目「全員リレー」…心でバトンをつなぎ、全員でのリレー。バトンを落としたり、転んだりもしたりしながらも最後まで決して諦めない子どもたちに多くの歓声と拍手が湧いていました。
1学年種目「絆リレー」では、サッカーボールを列になって繋いでいくという競技でした。担任の先生が横について、子どもたちを励ましながら取り組んでいる様子を微笑ましく見ることができました。
学年種目最後の3年生「オールスターリレー」…まさに、3年生という素晴らしい走りを見せてくれました。走っている人も、走り終えた人も、これから走る人も心が一つになっていることが伝わってきました。
そして、学年毎の「大縄跳び」…声を合わせ、心を合わせ必死で跳ぶ姿は本当に素晴らしかった。回し手の子どもが全身を使って回している姿に来賓の方々は「回す子どもさん、きついでしょうね。みんなが一つになっていて中学生は、本当に素晴らしいですね!」とおっしゃっていました。
最も練習時間を費やしてきた「ブロックアピール」1年生から3年生までのすべての生徒が3年生のブロック長やリーダーの指示をしっかり聞いて、地道に練習に取り組んできました。笑顔でのダンス、一つにまとまった声、隊形や構成を工夫しながら、それぞれのブロックが自分たちの色を出して演技しました。見ている方々から惜しみない拍手が送られていました。
最後の競技「ブロック対抗リレー」…各ブロックから選抜された選手が走る姿に、感動し、胸が熱くなりました。トラックを駆け抜ける姿は本当にかっこいい。
そして閉会式。結果発表と表彰を行いました。順位はつきましたが、みんな素晴らしい。私は閉会式の挨拶でそう言いました。
「頑張ることは素晴らしい!一生懸命はかっこいい」、そのことを子どもたちがまた改めて教えてくれました。最後まで諦めない姿、仲間を必死で応援する姿、ブロックを越えて声援を送る子どもたち。なんでこんなに優しいのだろう。なんでこんなにがんばる子だちなのだろう…こんなに素敵な子どもたちと出会えて幸せです。
今朝も3年生のブロック長たちが校門に立って挨拶運動をしていました。素晴らしい!また、青ブロックのリーダーたちは、悔しくて閉会式後の解団式で大泣きしていました。とことん頑張ったから泣けるのです。それもまた素晴らしい。
3年生が全員集まった中で、実行委員長で生徒会長の宮崎さんは、こう言っていました。
「このメンバーで体育祭がやれてよかったです。本当に、めちゃめちゃ楽しかったです。頑張るっていいなと改めて思いました。そして生まれてきてよかったと思います」。
生まれてきてよかった…素敵な言葉です。一人一人はかけがえがない。そしてたくさんの仲間がいて、たくさんの人に支えられ生きている、生かされている。そのことを実感したこの子どもたちはきっとこれからも頑張ってくれるはずです。
これまで頑張ってきた実行委員の子どもたち、ブロック長をはじめとしたリーダーの子どもたち、係長の子どもたち、素敵なブロック画を描いてくれた子どもたち、そんなリーダーたちに協力してくれたすべての子どもたち、また、子どもたちを指導し、支援してくれた先生方、いつも協力し応援してくださる保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様…すべての方々に感謝いたします。
最後にもう一度…大野東中の子どもたち、最高です!どこまでも素敵な子どもたちに心から感謝します。感動をありがとう!頑張ってくれてありがとう!
これからも皆さんの活躍を心から期待しています!