【5月30日】いやな顔をしない
- 公開日
- 2024/05/30
- 更新日
- 2024/05/30
校長のひとりごと
今週は、生徒会役員の皆さんが分担して校内の3小学校(大城小・大野東小・大野北小)で「小中合同あいさつ運動」を行っています。また、あわせて保護者の方も東中校門でのあいさつ運動に参加していただいています(上写真)。素敵なあいさつをする子どもたちに元気をもらって、今日も一日頑張ろう!という気持ちになります。今日も頑張ってくれた子どもたち、本当にありがとうございます。
さて、デール・カーネギー氏の『超訳カーネギー 道は開ける』から、「いやな顔をせずに仕事をする」からです。
興味深い仕事であるかのように振る舞って恩恵を得た女性の実話を紹介しよう。
「会社には四人の事務員がいて、手紙をタイプする仕事を任されていました。ある日、上司が長文の手紙を最初からやり直すように言ってきたので、私は『やり直さなくても、少し修正すれば済むはずです』と主張したのですが、上司は『それなら代わりの者に頼む』と言ったのです。私は腹が立ちましたが、自分の代わりがたくさんいることに気づきました。そこで、仕事を楽しんでいるかのように振る舞ったところ、重大な発見をしました。仕事を楽しんでいるかのように振る舞うと、それをある程度は楽しむことができるということです。さらに、実際に仕事を楽しむと効率が上がることを発見しました。とすれば、残業する必要がめったにないということです。心の持ち方を変えたおかげで、私は高い評価を得て上司の秘書に抜擢されました。私がいやな顔をせずに仕事をしてくれるというのが理由でした」
皆さんは、読まれてどう感じましたか?
もちろん、一つの実例かもしれませんが、納得するところが多くありませんか?人に頼み事をしたときにいやな顔ひとつせず、笑顔で「いいですよ!」とか「わかりました!」と言って、誠意をもってしてくださる方は素晴らしいと思いますし、その後もとても頼りにします。そして、信用もします。忙しいはずなのに、さらりと清々しい顔で、そして少しでもいい仕事を!とされる方のことを尊敬もします。自分自身もそうありたいと思います。
いつも、「あー忙しい、忙しい」と、人を寄せ付けないようないやなオーラを出さないように気をつけなければ…。たとえ忙しくても、それを楽しむくらいの、心に余裕をもちたいものです。