【7月1日】支え
- 公開日
- 2024/07/01
- 更新日
- 2024/07/01
校長のひとりごと
土日も中体連大会が行われ、本校の子どもたちもたくさんの活躍をしていました。子どもたちも本当によく頑張っているのですが、その陰に保護者の方の支えや応援、そして先生方の頑張りがあることを忘れてはなりません。
昨日、私は野球大会の北谷運動公園(野球場)の会長職となっていました。雨が降り続いていた朝6時すぎの時点では、実施するかどうかの判断が難しく10 時に再度判断するということで、学校で仕事をしながら待ちました。そして10時、今後の試合日程の関係から、どうしても1試合だけは実施しなければならなかったため「11時集合、12時試合開始の方向で動きます」と連絡がきました。
私が会場に着く10時半頃には小雨にはなっていましたが、野球場は相当厳しい状況だろうと思っていました。車を降り、野球場に行くと、上の写真のように、野球専門部の先生方が雨に濡れながらも、必死でグラウンド整備をされていました。知り合いの先生方がおられて「お疲れ様です!大変ですね…」というと、『いえいえ、少しでもよい環境で子どもたちに試合をさせてあげたいですから…』と笑顔で答えてくださいました。
野球を愛する子どもたちのために、少しでもよい環境で試合をさせたい…という願いを込めて、スポンジで水たまりの水をとったり、砂を入れたりしながら黙々とグラウンド整備をされている先生方に感動するとともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。試合が始まり、両チームの保護者の方々も、雨風にさらされながらも必死で応援してくださっていました。
子どもたちには、こうやってたくさんの方々が支え、励ましてくれている。たくさんの方々が準備や運営をしてくださっている。たくさんの方のおかげで大好きな野球ができることへの感謝の気持ちを忘れないでいてほしいです。もちろんそれは野球のことだけに限らず様々な面で、たくさんの「人」や「もの」、「こと」への感謝の気持ちを持ち続けて毎日を大切に、そして一生懸命に過ごしてほしいと思います。
最後に、人と人との出会いや繋がり、支えに関連するような5名の方の言葉です。それぞれに何かを感じ取っていただければ幸いです。
◆「私」と一言でいいますが「たくさんのいのち」のつながり「たくさんの出会い」があって今こうしてあるのです【逸見道郎】
◆僕がみんなを支えるなんて間違った考えでした。僕の方がみんなに支えられていたんだな。【羽生結弦】
◆自分の力だけでやれることは本当にちょっとしかなくて、みんながいるからこそやれることがほとんどだと。ボロボロになって、初めてそれに気づくことができました。【少徳健一】
◆最終的には人と人のつながりが生活を支えている。【佐々木智子】
◆究極のピンチに追い込まれたときに一番支えになるのは人との絆。【岡田准一】
今日も私は、たくさんの方に支えられ、たくさんの方に励まされ、たくさんの方の気遣いや気配りに勇気や元気をもらいながら生きています。いや、生かされています。感謝…