【5月15日】自己信頼
- 公開日
- 2025/05/15
- 更新日
- 2025/05/15
校長のひとりごと
遠越段さんの『すごい名言』からです。
◆『創造力は自己信頼から生まれる。自分の才能を信じなさい。しかし、自分が実際に行った努力以上のことは期待してはいけない』(リタ・メイ・ブラウン[作家/アメリカ])
自己への信頼があってこそ、自分の才能は伸びていく。才能というのは、本当にあるかなんて誰にもわからない。あると信じて努力しているうちに育つのが“才能”だと言えなくもない。
よいものが生まれないとき、あるいは挑戦しない理由として、「才能がないから」というのは、甘えた自分への言い訳だろう。
やりたいのか、やらなければならないのか。そして、やると決めたならば、あとは自分を信じてやるしかないのだ。そうすれば必ず何かが見えてくるし、何かが生まれてくるはずだ。それが創造力なのだ。努力はウソをつかないのである。
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉がある。
「鉄が使用せずして錆び、水が腐り、また寒中に凍るように、才能も用いずしては損なわれる」
信じて、やり続けるしかないということだ。それが人生のすべてだろう。
私は子どもたちに「君たちには、“無限の可能性”がある。だから、『どうせ私なんて…』と思わず、『私ならできる!』『きっとできる!』『必ずできる!』『もっとできる!』…そう思ってどんどんチャレンジしてください」と伝えています。
それは、私が関わってきた子どもたちが、3年間という短い期間であっても見違えるほど成長することを目のあたりにしてきたからです。また、その数年後、数十年後にはさらに立派な姿になっている子どもたちと再会し、改めてそう思ったのです。
しかし、その成長の裏にはきっと、子どもたちの「粘り強い努力」があるのです。自分を信じ、努力を続けてきたからこそ成長していくのです。そしてもちろん、それを支え励ます家族がいたり、指導者であったり、競い合う仲間やライバルがいたり…たくさんの人との関わりの中でこその成長なのです。
だから子どもたちには、あきらめないでほしい。向上心や探究心をもって、常に学び続け、力をつけていってほしい…そう願います。
体育祭まで、あと2日。自分を信じ、チャレンジし続ける子どもたち、前へ前へ…です!
[ひとりごと 第1016号]