学校日記

体育祭を通して「できたこと」「できるようになったこと」「分かったこと」を「本物」に!(校長先生より)

公開日
2018/06/03
更新日
2018/06/03

お知らせ

「志」をしっかりもって「全力発揮」!全校生徒の「志」は体育祭スローガン「心化声煌〜みんなでつくる本物の平野」。「全力発揮」の条件は2つ。1つは、自分ができることを着実に実行すること。2つは、あきらめず、粘り強く、最後まで頑張ること。元気いっぱいの活気に充ちた声、相手意識をもってやる気を奮い立たせる声、思いやりの気持ちを込めた励ましの声、みんなで「声」を響かせてあって、心と心をつないで、創り上げた素晴らしい体育祭でした。
 全校生徒全員で成し遂げる「入場行進」と「ラジオ体操」。全校生徒が、全員で成し遂げようとする高い意識が伝わってくる、力強く、見応えのある、「みごと」な演技でした。
 そして、二百数十名で動きを創り上げるブロック演技。それぞれのブロックが創意工夫を凝らし、持ち味を発揮した、若者のパワーあふれる素晴らしいパフォーマンスでした。特に、創作ダンス。生徒の言葉を借りると、「キレキレの」「ハッチャけた」パフォーマンスでした。表情豊かに、楽しく、いきいきと、体全体で表現する姿に、「てれたり、恥ずかしがったりせんで、中学生が、こげん一生懸命踊りよるよ!いいものを見せてもらった!元気をもらった!」「地域の中学校にこんな生徒たちがおることを誇りに思うよ。子どもたちは地域の宝もの!」と、感動し涙を浮かべながら地域の皆様から話をしていただいています。
 体育祭の「振り返り」が大切です。体育祭を通して、「できたこと」「できるようになったこと」「分かったこと」を確認し、それを「本物」にしていきましょう。「本物」の条件も2つ。1つは、全校生徒が「もれ」なく全員が実行すること。2つは、つづくこと、つづけること。1つめの条件は、体育祭を通して高い意識をもって全員でクリアできました。残るは、つづくこと、つづけること。体育祭を成し遂げた本当の意味での成果や価値は、体育祭を通して、「できたこと」「できるようになったこと」「分かったこと」を「つづける」こと、そして「本物」にしていくことです。「本物はつづく つづけると本物になる」!
 今年も、迫力ある素晴らしいバックボードができあがりました。バックボード係をはじめ、あまり目立たないけれど、他にも、体育祭を支え、一生懸命活動してくれたたくさんの係生徒がいます。そうした体育祭の成功を支えてくれた生徒のみんなに、そして、生徒一人一人がこうして一生懸命頑張ることができたことに感謝しましょう。また、生徒たちのために、ご支援、ご協力をいただいた保護者、地域の皆様に心から感謝とお礼を申し上げます。ほんとうに有り難うございました。(5月25日発行 学校通信2号 校長先生から)