【7月20日】心で繋ぐ
- 公開日
- 2020/07/20
- 更新日
- 2020/07/20
つぶやき
昨日も、男女バレー、男子バスケット、野球、サッカーの交流試合が行われました。どの試合も素晴らしい試合だったと顧問の先生から聞きました。剣道部に続き、男子バスケットボール部が最後の交流試合となりました。3年生の子ども達のこれまでの頑張りに心から拍手を送りたいと思います。
私は、午前中男子バレー部の応援に行き、ベンチに入れていただきました。バレーボールというのは、「繋ぐスポーツ」です。1つのボールを仲間と共に繋ぎ、攻撃していく。自分のコートにボールを落とさないように声を掛け合い、仲間のためにプレーする、相手のことを考えてプレーするのです。ですから、「ボールを繋ぐ=心を繋ぐ」ことが大切!と、私が監督のときには話をしていました。男子バレー部の子ども達は、仲間を思い、しっかりと心で繋いだおかげで、今まで一度も勝ったことのない相手に勝利していました。やはり、子ども達の力はすごい!と感じました。
ある本に、サッカー日本代表の長友佑都選手の言葉が載っていました。
「自分のことよりも人のことを考えられるくらいの心の余裕を持てたなら、プレーの質は変わってくるはずだ」
長友選手がインテルでプレーしていたとき、南米やアフリカの選手が慈善活動に積極的に活動している姿を見て、「他人のために行動している選手は心の器が広く、何事にも動じない精神力が育まれ、それがプレーの質にもつながっている。」と語ったそうです。活躍していく選手ほど、競争心を超越したメンタルを持っている。それが「利他の心」だと。
「利他の心」については、学校便り等でも載せましたが、やはり私たちがよりよく生きていく上で、大切にしないといけないことなのだと思います。「利他の心は、他人のために」なのですが、結局は「自分のため」であるということです。子ども達は部活動を通して、友達のために、仲間のためにという「利他の心」を学んでいるのだと思います。