【9月8日】常に最善の準備を!
- 公開日
- 2020/09/08
- 更新日
- 2020/09/08
Kのつぶやき
台風10号が去り、穏やかな天気となっています。御陵中学校では、多少木の枝が折れたりはしたものの、それ以外の被害はありませんでした。しかし、九州各県で考えると、台風10号によって犠牲になられた方、被災された方がいらっしゃいます。心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。朝の段階では停電したままのところもありましたので、電気だけでなくすべての面での復旧が早く進むように願います。
台風10号は「特別警報級」と言われていましたので、多くの人が様々な事前の準備をしていたことで被害も少なかったと報道されていました。「自然の猛威の前では人間は無力だ」と言われます。確かに地震でも大雨でも台風でも起きないように来ないようにすることはできません。被害を「0」にすることはできなくても、予測し、準備し、被害を減らすことができます。今回の台風においても、「まずは命を守る行動を!」と多くの方が避難し、個人や自治体で様々な対策をとったからこそ被害は最小限だったのかもしれません。
今までも様々な自然災害がありましたが、東日本大震災くらいから人々の考え方もずいぶん変わってきたように思います。「未曾有の」とか「経験のない」とか「想像を遙かに超える」災害を経験しながら、人は学んでいます。多くの方の努力のおかげで、予報等のレベルも相当上がり、「こんなことが起こるかも知れない」「こんな状況になるかもしれない」と早めの呼びかけをしてくれます。今回、大きな被害等もなかった人が多いかもしれませんが、避難所に行ったりガラスが割れないような対策をしたり水や非常食を揃えたりしたことが「無駄だった」ではなく、「これくらいで済んでよかった」と思うことが大切だと思います。今後も大きな台風がくることも予想されています。「台風10号でも大丈夫だったから」は通用しません。常に危機意識をもって、正確な情報を得ながら、適切な行動をとっていけるようしたいものです。