学校日記

【9月9日】癒やし

公開日
2020/09/09
更新日
2020/09/09

Kのつぶやき

 2階の渡り廊下に3年生が自作した俳句が掲示してあります。それを見ていると心がほっこりします。
 ◆やりすぎて 夢の中まで お勉強
 ◆あんた誰 歴史人物 覚えられん
 ◆脳内は 遊びと勉強 7対3
 3年生が進路実現へ向けて勉強に打ち込んでいる様子、くじけそうになる様子、誘惑に負けそうになる様子が伝わってきます。それでもなお努力する3年生。今日も授業中は本当に意欲的に頑張っています。発言や発表もよくしています。何より、支持的な雰囲気がとてもいいなあと思います。こんな句もあります。
 ◆自粛中 みんなに会いたい さみしいな
 ◆久しぶり みんなの顔見て 泣けてくる
 ◆そうなんだ 私の癒やし 学校か
 なんだか、じーんときませんか?私は、この句を見ながら胸がキュンとして、あたたかい気持ちになりました。友達の存在の大きさに改めて気付かされたのもこんな状況だからです。人間には「癒やし」も必要です。その癒やしとなるものが「学校」って、本当に素敵ですね。こんな気持ちの人ばかりだから、あんなにも仲良く和気あいあいの学年なんだなと思わせてくれます。最後にこんな句を紹介します。
 ◆絶対に 「残念な代」と 言わせない
 ◆俺たちは コロナに絶対 勝ってやる
 ◆行事BANG それでも明るい コロナ世代
 そうです!君たちは「残念な世代」なんかじゃない。残念で悔しいことはたくさんあったけど、君たちは素晴らしい。常に前向きで、何事にも一生懸命。私にもいつも明るく元気な挨拶をしてくれる。教室に入っていっても、あたたかく迎えてくれる。優しくほほえんでくれる。あなたたちが私の「癒やし」です。そして、何より「誇り」です。これからも、優しくあたたかく、そして常に前向きに頑張ってくれるものと信じています。