学校日記

【9月18日】喜ばれる存在

公開日
2020/09/18
更新日
2020/09/18

Kのつぶやき

 小林正観さんという方が書かれた「感謝ではじまる幸せの習慣」という本の中に次のようなことが書かれています。

『勝ち負けではなく、喜ばれる存在になれるか。それだけを考える。』
 私たちはみな、「人に迷惑をかけずに生きなさい」と教えられます。けれど、どんなに頑張っても私たちは、人に迷惑をかけずに生きることはできません。だから、子どもに「迷惑をかけないで生きなさい」と教えるよりもっと重要なことがあります。それは、「喜ばれる人になりましょう」ということです。
 喜ばれる存在は、勝ち負けで人生を組み立てるのではなく、自分が喜ばれる存在になることだけを考えます。喜ばれる存在になるという方向へ舵をきったら、あとは日常的な実践をするだけです。
1 五戒(不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句)を言わないこと
2 トイレ掃除をすること
3 「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ツイてる」の7つの言葉を言い続けていくこと
 「こうしなくてはいけない」という枠を自分の中から外し、自分の枠を広げていくといいと思います。そして、ただ目の前の人や現象を大事にしていけばいいのです。

 なるほど、私も「人に迷惑をかけないように!」と何度も言ってきました。もちろんそれがすべて間違っていたとは思わないのですが、「喜ばれる人になりましょう」という視点はとても大切なことだと改めて思ったのでした。
 そういえば、亡くなった私の母は、常に「笑顔」と「感謝」をモットーとしていました。どんなことがあっても「前向き」でした。寝る間を惜しんで働き、そして「綺麗好き」でした。何より、人が喜んでくれることなら惜しまず行っていました。母が亡くなってからまもなく12年が経ちますが、母の偉大さを改めて感じる今日この頃です。まだまだ私は、小林さんの言う「日常的な実践」も十分にできていません。少しでも人から喜ばれる存在になれるよう、謙虚な姿勢で毎日の生活を送りたいと思います。