【11月4日】心が変われば
- 公開日
- 2020/11/04
- 更新日
- 2020/11/04
Kのつぶやき
2年前、私が御陵中に赴任した年に、本校の職員トイレに次のような言葉を掲示しました。
心が変われば 態度が変わる
態度が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格が変わる
人格が変われば 運命が変わる
運命が変われば 人生が変わる
この言葉は、元プロ野球選手の松井秀喜さんの座右の銘であり、今年亡くなられた野村克也さんの「野村ノート」という著書にも載っています。もともとは、ヒンズー教の教えだとか、心理学者のウィリアム・ジェイムズさんという人の言葉とも言われています。この言葉が意味するところは、何事も大切なことは「心」であるということだと思います。そして最終的には「すべては自分次第」ということです。
マーク・レクラウ氏(ドイツ出身、スペインのライフコーチ)の著書『習慣を変えれば人生が変わる』という本の中には、「物の見方を改善する」という章があり、そこには次のように書かれています。
幸せになる上で心の姿勢は非常に重要である。
心の姿勢によって物の見方が大きく変わるし、対応の仕方も変わる。人生のルールを受け入れれば、苦しみは減る。人生は笑いと涙、光と影でできている。悪い出来事が起こっても、それに対する物の見方を変えることによって受け入れなければならない。自分の身に起こることはすべて、試練であると同時に機会でもある。
たとえ最悪の状態でもプラスの面を見よう。どんなに悪い出来事の中にもよいことが隠されている。とはいえ、それを発見するには時間がかかるかもしれない。
繰り返すが、大切なのは、人生で何が起こるかではない。自分がそれにどう対応するかが人生をつくり上げるのだ。人生は一連の幸せな瞬間と悲しい瞬間で成り立っているが、それぞれの瞬間を最大限に生かすかどうかは、あなた次第である。
やはり、自分の見方や考え方を少しずつでも良い方向に変えられるかが大切であるということだと思います。要するに「心の持ちよう」ですね。そういう私もついついマイナス思考になることがあります。落ち込むことがあります。しかし、顔を上げ、よい習慣を少しでも身につけ、プラス思考の見方・考え方で毎日を充実させたいと思います。