学校日記

【2月9日】ジョハリの窓

公開日
2021/02/09
更新日
2021/02/09

つぶやき

今日は、2年2組担任の黒崎紗希先生が、学級活動の時間に「自分のよさを広げるためにできることを考えよう」という題材で研究授業をされました。自分のよさを知るために、「ジョハリの窓」を使って、友達と交流しながら授業を進めていました。
 「ジョハリの窓」とは、自分が知っている「自分の特徴」、他人が知っている「自分の特徴」の一致・不一致を『窓のように見える4つの枠』に分類することで自己理解のズレに気づく、心理学ではよく使われている手法です。また、そのズレを一致させていくことで他人とのコミュニケーションを円滑にできると考えられています。
•「開放の窓」→自分も他人も知っている自己
•「盲点の窓」→自分は気がついていないが、他人は知っている自己
•「秘密の窓」→自分は知っているが、他人は気づいていない自己
•「未知の窓」→誰からもまだ知られていない自己
 サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」が、後に二人の名前を組み合わせて「ジョハリの窓」と呼ばれるようになったとのことです。
 今日の授業では、「盲点の窓」に着目し、○○さんの気づかなかったよさの理由をグループで交流したり、そのよさを今後どのように生かしていくか自分の行動目標を立てたりする内容でした。子どもたちは、一生懸命に考え、まじめに活動に取り組んでいました。友達から、自分では気づかなかったよさを認められ褒められるということは、とてもうれしいことです。この授業を機に、自己理解を深め自分の進路について考えたり、互いに理解し合ったりして、よりよい人間関係づくりにつながっていくように願っています。