【3月9日その2】素敵な3年生
- 公開日
- 2021/03/09
- 更新日
- 2021/03/09
Kのつぶやき
3年生の公立入試事前指導が終わったあと、ランチや牛乳、パンのお世話をしてくださっている、本校給食事務の野田美香先生が「校長先生!」と話しかけてこられました。以下、私とのやりとりです。
私「どうかしましたか?」
野田先生「校長先生が、よく3年生って素敵なんですよ!って言われてましたけど、今日改めて、3年生って本当に素敵だなって思ったもので・・・。」
私「何か、ありましたか?」
野田先生「はい。3年生は今日が最後のランチや牛乳だったんです。そしたらですね、今日、ランチのケース等を返却してくれたときに、たくさんの子が声をかけてくれたんです。『3年間、ランチや牛乳のお世話ありがとうございました』とか『昨年の委員会活動では大変お世話になりました』とか、言ってくれたんです。本当に3年生、素敵ですね!私、
そんなこと言ってくれるなんて思っていなくて・・・本当に嬉しかったんです!」
先生から「お礼を言ってきなさい」と言われたわけでもなく、素直な気持ちで自ら感謝を表すことができる素敵な3年生なのです。相手のことを思いやることができる優しい3年生なのです。自分が中学生のときに、こんなことができていたか?いや、きっとできていませんでした。何度か、子ども達の日常の素敵な行動をこのひとりごとにも載せてきましたが、相手が本当に嬉しくなる行動を自然にできるのが今の3年生なのです。野田先生の話を聞いて、私はまた心がほっこりしたのでした。
人としてとても大切なことを身につけている3年生がまもなく卒業です。やっぱり今週は寂しさを余計に感じる一週間になりそうです。