【7月2日】何を目指すか
- 公開日
- 2021/07/02
- 更新日
- 2021/07/02
Kのつぶやき
今日は、山田冬樹先生の1年1組英語の授業を参観に行きました(写真上・中)。内容は、「How many〜」の文のつくりや使い方についての学習でした。山田先生の人柄のよさが溢れる楽しい授業だったのですが、1年1組の授業を観て一番感心したことは、子どもたちがとても意欲的であること、そして、クラスの雰囲気がとてもいいことです。
発言は積極的、交流活動も自然にできていました。わからない人がいれば、やさしく教えてくれる人がいる、そんなあたたかさを感じるクラスの様子でした。共感的な人間関係、支持的な雰囲気というものは、本当に大切です。そのようなクラスは、学力も伸びていくし、行事や様々な活動においても協力して取り組むことができます。これからも互いを尊重し合い、協力し支え合えるクラスであってほしいと願っています。
さて、本日の3年生進路説明会では、九州産業高校広報部長の霧島悠司先生からお話をしていただきました(写真下)。内容は次のようなことです。
◆中学3年生は伸びる。必ず努力すれば伸びる。そしてその頑張りは、高校生になってからもつながっていく。
◆心構えとして「何を目指すか」が大事。目指すものによって「準備」が変わってくる。
◆「普通科」か「専門学科」かで、高校卒業後の進路の状況も違ってくる。
◆安易な進路選択をすることなく、オープンスクール等にも積極的に参加し、各校の学科・コース、学校独自の特長などを十分に調べること。
◆高校できちんと進級し充実した生活を送るためには「基礎学力の定着」「授業への積極的姿勢」「生活習慣の徹底」が大事。これは中学生のうちに身につけておく。
◆受験勉強のポイントは、「基礎固め」「分からないことは先生にしっかり聞いて解決する」「復習を大切にする」「友達と教え合うと知識が深まる」「集中できる場所と時間を決める」・・・
◆受験に向けては、「規則正しい生活」「礼儀やマナーを大切に」「誘惑に負けず、無駄な時間を作らない」「目標をきちんと立てる」「ライバルを大事にする」「先生を信じる」・・・
◆高校が求める理想の中学生像は、「何事にも積極的な生徒」「目標に向けて一生懸命な生徒」「礼儀正しく約束を守る生徒」「努力を重ねる生徒」「協調性の高い生徒」「思いやりのある生徒「当たり前のことが当たり前にできる生徒」
◆本番で本気になれる自分をつくるために・・・「準備」で本気になること。
終了後、霧島先生と校長室で少しお話をしました。するとこんなことをおっしゃいました。
「蒸し暑い中、また話が長くなったのにも関わらず、生徒の皆さんがこんなにも集中して聞いてくれたことに一番驚いています。とても素敵な生徒さんですね。本当にすごいと思います。聞く姿勢がこんなにいい学校はなかなかありません。これから本気になればもっともっと伸びますね。本当に有り難くて、思わずこちらもたくさん話したくなりました。ありがとうございました!」
3年生のことをこんなにも褒めてもらえるなんて・・・私はとても嬉しい気持ちになりました。本当に、素晴らしい3年生です。結局のところ、“人間性”が一番大事だということです。高校や大学にいくことがゴールではありません。就職がゴールでもありません。どう生きていくかが大切なのです。そのために人は学び続けるのです。
今日の話を聞いた3年生が、これまで以上に努力を続け、力をつけ、自分の進路を実現していってくれることを願うと共に、学校と家庭がしっかりと連携し子ども達の支援をしていきたいと思います。
最後に・・・
天気次第ではありますが、明日3位決定戦のソフトボール部の皆さん、筑前大会出場をかけての準々決勝にのぞむ野球部の皆さん、団体戦・個人戦を戦う剣道部の皆さんの健闘を心から祈っています!がんばれ〜!!!