【11月26日】自分のために、人のために…
- 公開日
- 2021/11/26
- 更新日
- 2021/11/26
Kのつぶやき
中谷彰宏さんの著書『心にエンジンがかかる50の小さな習慣』という本があります。その中に次のことが書かれていたので紹介します。
◆「自分のため」にすることは、「自分のため」になる。「人のため」にすることも、「自分のため」になる。
自分のためになることは2つあります。(1)自分のためにすること (2)人のためにすること
どちらかが見つからなければ、もう一方をすればいいのです。「人のためになることをしなさい」と言うと、勘違いする人がいます。自分が犠牲になることばかり考えてしまうのです。自分のためになることをするかわりに、ほかの人のためになることもすればいいのです。ほかの人のためにやっていることは、めぐりめぐって自分のためになります。自分のために何をすればいいかが見つからない人は、今までまわりのことにばかり気を使っていた人です。
子どもの教育のため、将来のためにいろいろしているのに、子どもが言うことをきかなくなったという人は、自分の人生のために何かをすればいいのです。自分のことばかり考えていた人は、誰かを幸せにすることも考えていけば、自分の幸せにつながります。成功している人がますます成功するのは、誰かのためにしているからです。「自分のため」は、すでに成功しています。だから、誰かのためにやるのです。人のためにやって失敗した人は、今度は自分のために何かをやってあげればいいのです。誰かのために何かをするのは、決して犠牲になることではありません。最終的には自分のためになります。誰かにパスをしたら、そのパスがめぐって、自分にシュートのチャンスがまわってきます。パスをしなかったら、相手チームにとられるだけです。自分のシュートチャンスはいつまでもめぐってきません。アシストすることで、自分のシュートのチャンスが生まれるのです。
本日私は、午後からオンライン研修でした。その中で、地域でとれる旬の食材を使い福岡を中心にレストランや宿泊施設等の経営をされている「株式会社グラノ24Kの代表取締役、小役丸秀一さん」の講演がありました。
そのプレゼン資料にあった「私達の根っこって何?」にはこう書かれていました。
『「お客様を世界一愛せる集団でありたい」それが私たちの大いなる願いです。「仲間を愛せる人であること」それが私たちを「お客様を世界一愛せる集団でありたい」にするもっとも大きな原動力です』
さらに講演の最後にこんなことを言われました。
「利益を目的にしたら事業は失敗します。利益はあくまで手段であって、お客様に喜んでもらうため、そして地域の生産者の方、従業員も笑顔になれるような経営をしていくことが大事だと思います」
中谷さんの言葉、小役丸さんの言葉からやはり「自分のために」頑張ることはとても大切です。そして、「人のために」頑張ることはもっと大事なのだと思います。御陵中学校の教職員も自分を大事に、仲間を大事に…そして何より目の前の子どもたちを愛し、これからも精一杯頑張っていきたいと思います。