【3月22日】やはり“人間性”
- 公開日
- 2022/03/22
- 更新日
- 2022/03/22
Kのつぶやき
今日は、延期になっていた「2年生進路学習会」でした。
会の前半に、九州産業大学付属九州産業高校の霧島悠司先生より、講話をしていただきました。以下、霧島先生のお話のポイントです。
■中学校と高校の違いについては、「朝補習授業を行っている学校も多く、朝が早い」「6〜7時間授業後にさらに補習や部活動等により、一日の滞在時間が長くなる」「行事が、中学校よりさらに大規模になる」「部活動も中学校以上に多様になる」などがあげられる。
■学科・コースについて大きく分けると、「普通科」(特進、進学、理数など)と「専門学科」(工業、商業、農業など)。専門学科は時間割の半分くらいが専門科目がある。進路状況において、普通科は7割が大学進学、専門学科は6割〜7割が就職となる。そのため、高校卒業後まで見据えた進路選択も重要である。
■安易な高校選びをして、退学する場合もある。主な原因は「目的が明確でなかった」「(よく知らなくて入学し)実際に通学してみると自分に合わなかった」「学力が伴わず、授業についていけなかった」などがあげられる。
■高校が求める理想の中学生徒像は「何事にも積極的に取り組む生徒」「目標に向けて一生懸命頑張る生徒」「礼儀正しく約束を守る生徒」「努力を重ねる生徒」「協調性の高い生徒」「思いやりのある生徒」「当たり前のことを当たり前にできる生徒」
■勉強のポイントは「まずは基礎から」「基礎問題をたくさんこなす」「分かったふりをしない」「友達と教え合うと知識が深まる」「予習も大事だが、復習はもっと大切」「集中できる場所と時間を決める」等である。
■これからの生活で気をつけることは、「規則正しい生活をする」「礼儀やマナーを対スタン委する」「誘惑に負けず、無駄な時間をつくらない」「ライバルを大切にする」「目標をきちんと立てる」「中学校の先生を信じる」などがある。
霧島先生は、2年生の子どもたちへ向け、とてもわかりやすくお話をしていただきました。やはり大切なことは、『日常生活を大切にすること』であり、『目標をもち、地道に努力を続けること』、そして何より『人間性』がとても重要であるということだと思います。今日のお話を聞いて学んだ子どもたちが、早速今日から改めて目標に向かって頑張ってくれることを期待しています。何より、“可能性は無限大”なのですから…
保護者の皆様には、子どもたちと将来のことや高校のこと、生き方などについて話し合う機会をたくさんもっていただきたいと思います。御陵中学校では、ご家庭とも連携しながら、これからも様々な取組を行い、子どもたちのよりよい進路選択のお手伝いをさせていただきます。本日ご来校いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。