学校日記

【7月1日】健康と安全

公開日
2022/07/01
更新日
2022/07/01

つぶやき

 7月1日は様々な記念日となっているようですが、「国民安全の日」「健康独立宣言の日」でもあるそうです。今朝、校門のところに立って挨拶運動をしてくれている生徒会役員の子どもたちが「今日も暑いねぇ。今日は何度になるのかな…」などと話していました。朝からたいへん暑い中、明るく素敵な挨拶をしてくれる子どもたちは素晴らしいなぁと思いながら一緒の時間を過ごしました。
 ところで、梅雨が明けると一斉にセミの鳴き声が大合唱で聞こえてくるのですが、まだそこまで聞こえてこないので単なる時季の問題なのかと思っていたら、今朝の西日本新聞に「セミにも異変?大合唱なく」というタイトルで、それに関することが載っていました。

 「梅雨が明けたのにセミの大合唱が聞こえてこない」。そんな声が西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられた。30日は九州北部でも14地点で最高気温35度以上の猛暑日になるなど、すでに夏本番。にもかかわらず、確かに真夏の風物詩の存在感は薄い。調べてみると、観測史上最速の梅雨明けが影響しているようだ。
 今年最高の34.8度を記録した福岡市・天神。日中の公園を歩いても、「シャアシャア」「ワシワシ」の大合唱は聞こえない。…厳しい暑さが続くが、なぜセミはおとなしいのか。セミに詳しい九州大農学研究院の紙谷聡志准教授(昆虫学)によると、今季の初鳴きはニイニイゼミが6月21日、クマゼミが同26日だが、鳴き声はまだ散発的。例年7月中旬に鳴き始めるアブラゼミは未確認という。
 紙谷准教授は「短い梅雨と小雨が影響している」と指摘する。土の中で育つセミの羽化には気温の上昇だけでなく、まとまった雨が不可欠。九州北部の梅雨明けの平均値は7月19日で、セミの活動が活発になるのも例年その時季だ。ところが、今年は6月28日に異例の梅雨明け。期間も17日間と最も短く、雨量は各地で平年を下回り、半分以下の所も。紙谷准教授は「雨が少なく、タイミングを計りかねているのでは。今は『いつになったら降るのか』と待ちわびているのだろう」と見守る。
 九州北部は来週ごろから、まとまった雨が降る予報。その後に一斉にセミの合唱が響き渡るかもしれない。体感温度が上がるようで、それはそれで考えもの…と思うのは人間の勝手だろうか。

 先日のひとりごとにも載せましたが、あまりにも短い梅雨明け・梅雨の期間で、雨の量も少なく渇水の懸念もあります。また、6月からの猛暑による熱中症の心配。少し雨が降ればとも思いますが、ここ数年は7月初旬の豪雨による被害も続いていた中、「ほどほどに…」なんてことは、人間の勝手なのかもしれません。さらには、電力不足の心配も…。
 一方で、昨日の新型コロナウイルスの感染者は、福岡県では1,316人、全国では23,447人と増加傾向にあり、感染対策も継続して行っていかなければなりません。厳しい夏となりそうですがまずは、子どもたちはもちろんのこと、保護者の皆様、地域の皆様等、そして私たち教職員も健康と安全に十分に気をつけながら日々の生活を充実させていきたいと思います。

 明日・明後日は、以下の部の大会が行われます。
◆野球部 → 2日(土) 準決勝[vs那珂川南中]西畑運動公園にて
◆男子バレー部 → 2日(土) 準々決勝[vs春日西中]学業院中にて
◆剣道部 → 2日(土)[団体戦]・3日(日)[個人戦]那珂川市民体育館にて
 明日も厳しい暑さとなりそうですが、互いを信じ、自分を信じ、すべての力を出し切ってほしいと思います。応援しています!
 関係の保護者の皆様、ご支援とご声援等、よろしくお願いいたしますm(_ _)m