【11月12日】植松さんに感謝!
- 公開日
- 2022/11/12
- 更新日
- 2022/11/12
Kのつぶやき
夢講座を始めようとした年にコロナ禍に突入。そんな中、熊丸みつ子さんに『思春期を歩むあなたたちへ伝えたいこと〜親ととして 大人として 人生の先輩として〜』という演題で「自分自身を大切にすること」、「命を大切にすること」などについてユーモアを交えながらパワフルな講演をしていただきました。
昨年は腰塚勇人さんに『命の授業〜ドリー夢メーカーと今を生きる〜』という演題で、熱く熱く感動的な講演をしていただきました。「夢は今を生きる力 夢があるから強くなれる」「気持ちを伝え、受け止められることは生きる喜び、生きる力」「真の知識は経験あるのみ、幸動あるのみ」などの心の奥底に迫るお話をしていただきました。
そして今年も、子どもたちの笑顔を見たくて、一歩を踏み出す勇気をくださる方をお呼びしたいと準備してきました。近づくにつれ、私自身が「ワクワク」と「ドキドキ」してきていました。楽しみで仕方ありませんでした。そして、何より未来を担う子どもたちの笑顔と感動する姿を見ることができたならこれほど幸せなことはないといつも思っていました。昨日も夜中に目が覚め、夢講座の植松さんの講演を想像し早くお会いしたいと思いました。
そして今日、昨年からの私のその夢は叶いました。御陵中学校創立40周年記念「夢講座」で株式会社植松電機代表取締役社長 植松努様の講演が実現したのです。植松さんは、次のようなことを話してくださいました。
◆人の出会いには意味がある。出会いによって未来が変わる。未来は誰にでも変えられる。
◆人は足りないから助け合える。だから足りない自分を責める必要はない。
◆勇気を出して頼ろう。頼られたら助けよう。
◆人を助けるために必要なことは「やさしさ」です。
◆「ちがう」は「すてき!」
◆相談とお願いと感謝が大切
◆人間は必ず失敗する。失敗はデータ。乗り越えたら力になる。
◆失敗したらどうなるかを考え、「プランB」「プランC」…などを考える。
◆自分の夢をどんどんしゃべろう。わかってくれる人に出会えるまでしゃべり続けよう。
◆大好きなことが人生のパワーになる。
◆みんなにはすごい可能性がある。歴史を変えた人は好きなことをやめなかったから…。
◆「どーせ無理」は自信と可能性を奪う言葉。
◆「優しさ」は「優れる」こと。昨日よりもちょっと優しくなったかを振り返る。…等
今日、植松さんは大きくとても重たそうなリュックを背負って、御陵中に来られました。相当重そうだったので「何が入っているのですか?」と尋ねると「パソコンだけでなく、プロジェクターとか様々なアダプターとかコードとかが入っています。20キロくらいありますかね…」。私は、「えっ?何でプロジェクターとかを持ってこられてるんですか?」とさらに尋ねると、「あぁ、講演に行ってプロジェクターが壊れてたり、機械のトラブルなどで、プレゼン等が使えなくて、十分な講演ができなかったら失礼ですから。トラブルのときに対応できるように、講演があるときはいつもこれを背負って会場に向かうのです」。
これも、講演で話された「プランB」なのかなと私は思いました。プロジェクターを持ってこられる講師の方に初めて出会いましたし、聞いたこともありませんでした。しかし、せっかくの講演の機会をいただいたのだから、それがしっかりできないと申し訳ないと準備されることに大変感銘を受けました。
植松さんは、たくさんの素敵な言葉をくださいました。子どもたちも私たち大人も自分自身を振り返り、また頑張ろう、新たな一歩を踏み出そうと思いました。たとえ何度失敗しても続ければそれは失敗ではなくなるから…。
しっかりと聞いてくれた子どもたち、そして最後まで聞いてくださった来賓の皆様、保護者の皆様に心より感謝いたします。今日の夢講座が、聞いている人すべての貴重な出会いとなってくれれば幸いです。皆さん、本当にありがとうございました!
最後に、ご来賓や保護者の方の感想の一部です。
■今、仕事でいろいろなアイデアを考えているところでした。無理かな〜?とマイナスなことを考えることもありましたが、「つくればいいやん!」って背中を押され、今回のお話が悩みを解決してくれました。お声をかけていただき感謝します!!!夢の時間でした。
■本人だけでなく私も大きな出会いとなりました。ありがとうございます。親として一人の人間として本質を理解できた時間でした。これからも夢をあきらめず、子と共に歩んでいきます。
■植松さんのお話を直接聞く機会を与えていただき、心より感謝申し上げます。植松さんのお話は、子どもたちだけでなく、大人の私にも今の困り感を解決してくれるようなまさに夢のあるあたたかいお話でした。優しさと考える力があれば、植松さんの言われるよりよい社会に少しでも近づくことができるかもしれません。自分らしく不安を乗り越えるために考えられる教室や学校、今日こんな風だったらと思える学校像です。ありがとうございました。