【2月20日】教え子から学ぶ
- 公開日
- 2023/02/20
- 更新日
- 2023/02/20
Kのつぶやき
昨日19日は、寒さが緩み雪が雨に変わる頃とされる二十四節気の一つ「雨水(うすい)」でした。気象庁は、山口県を含む九州北部と四国で「春一番」が吹いたと発表していました。場所によっては、最大瞬間風速20mにもなろうかという強い風が吹き、一部には強風による被害やケガをした人もいるとのことでした。明日・明後日はまだ冷え込みそうですが、「三寒四温」で春はもうすぐ…。
さて、今日は1年生が総合的な学習の時間を使っての「職業講話」の取組でした。講師の方は「看護師」「医師」「タレント」「保健師」「ツアーコンダクター」の5名。子どもたちには、働くことの意義ややりがい、職業観、夢や希望・志をもつことの大切さを学びつつ、自分の将来について考えるきっかけにしてほしいと思っています。
講師の方々の言葉の中からいくつか紹介します。
◆仕事をするようになって、もっと中学や高校、就職するまでにたくさんのことを勉強しておけばよかったと思うようになりました。社会人になってもずっと勉強だと思って、今、頑張っています。
◆仕事の中で、人と関わることが多く、相談もよくされます。その中で相手の方が喜んでくれたり、自分のサポートが少しでも役に立ったと感じるたりすることがあると、とても仕事にやりがいを感じるし、達成感を味わうことができます。
◆さぼったり、挫折したりしているときに、助けてくれたのは仲間の存在。やっぱり、仲間って大切だとそのときにとても感じることができました。
◆辞めたいって思ったことは今のところありません。それよりも今は、人の役に立ちたいという気持ちが強く、これからもっともっと頑張りたいという気持ちでいます。
講師の方々がそれぞれの仕事にやりがいを感じ、誇りをもって仕事をされていることが伝わってきました。そして、さらに「もっとできるようになりたい」「もっと人の役に立ちたい」、そんな思いが言葉の端々から伝わってきました。実は、今日の講師の中には私の教え子も数人いて、もちろん中学のときから素晴らしい子たちでしたが、その後さらに人生経験を積み、様々なことを学び成長している姿を見ることができ、何だかとても頼もしくそして嬉しくなりました。
どんな仕事であれ、その人自身が自分の仕事に誇りをもち、やりがいや生きがいをもって取り組むことが何より大切であることを私自身が教えてもらいました。
私たち教師の仕事も、子どもたちの笑顔や頑張りを見られることが何よりの幸せだし、それがあるからこそ、ここまで続けることができました。これからも、このような素晴らしい教え子たちにも負けないように頑張らなければと思う私です…