校長発信「大好き!下大利小」 NO82
- 公開日
- 2020/08/19
- 更新日
- 2020/08/19
お知らせ
「プレイ・ハード」
暑くて短い特別な夏休みが終わりました。
さて、今日は2学期の始業式ということで、校長通信「NO1」で紹介
した福島県立磐城高校の続編です。
周知の通り、高校野球春のセンバツ・夏の甲子園も中止が決定しまし
たが、関係者の尽力でセンバツ出場予定だったチームが1試合だけの交流
試合をする運びとなりました。センバツ出場予定の磐城高校も該当します。
ただ、磐城高校野球部員の中には、野球に専念するのではなく、進学に
向けての受験勉強に集中した方がよいと考える選手もいました。なぜなら
磐城高校は、県内でも有数の進学校で、周りの生徒は、受験モードだった
からです。チームは、まとまりに欠けていました。そこで、野球部員は、
何度も自分たちで話合いをします。今後、自分たちはどうすべきか?
このとき最終的な決め手となったのは、3月で異動となった木村前監督
の言葉でした。“PLAY・HARD” 〜全力プレー〜
野球か受験かではなく、野球にも受験にも全力プレーという原点に立ち
返り、皆がまとまることができました。磐城高校は、木村前監督に粋な
計らいをします。甲子園での試合前ノックを木村前監督に託したのです。
7分間のノック。木村前監督も、この日のために手に豆をつくりながら、
“プレイ・ハード”の精神をバットで教え子に伝えます。
3月の最後のノック以来でした。本番の試合も、強豪校相手に一歩も
引かない素晴らしい試合でした。
いつもより長い2学期。
下大利小も“プレイ・ハード”の精神で、全力プレーを誓います。