学校日記

校長発信「大好き!下大利小」 NO128

公開日
2020/10/27
更新日
2020/10/27

お知らせ

「いじめ認知度過去最多」

 先週、新聞で2019年度に全国の小中高校などでいじめを認知した
学校は、全体の82.6%で過去最多となったという報道がありました。
 以前の学校文化は、どちらかと言うと「いじめを起こしてはいけない」
という変な意味での閉塞感がありました。
 今から7年前にいじめ防止対策推進法が施行されて早期発見や報告を
求められ、積極的に報告するようになりました。「いじめはどの学校でも
起こりうる」を前提にしたのです。だからといって、いじめを肯定する
つもりもありません。大利中ブロックでも推進している「いじめをなく
そう子どもサミット」など中学校ブロックでの取組や各校での限りなく
いじめを0にできるよう子どもたちに働きかけています。
 そのためには、学校全体の支持的風土が必要です。子どもたち同士が
助け合う雰囲気を担任がつくる。教員同士が支え合う雰囲気を管理職が
つくる。そして、保護者・地域の方々と信頼を築き、いじめを起こさせな
い土壌と起きた場合の早期対応の仕組みを確立していきたいと思います。