学校日記

校長発信「大好き!下大利小」 NO129

公開日
2020/10/28
更新日
2020/10/28

お知らせ

「ストレスコーピング」

 福岡市では、5年生以上の児童生徒を対象にストレスコーピングという
対処法を教え始めています。ストレスへの対処法や努力は心理学で「コー
ピング」と呼ばれ、8つの型があります。
 1 よく考え、計画を立てて問題解決に向かう「計画型」
 2 状況を変えるためにダメ元でも積極的に努力する「対決型」
 3 まわりの人や相談できる窓口に援助を求める「社会的支援模索型」
 4 自分がしたことを自覚し、反省する「責任受容型」
 5 自分の感情や行動を他人に見せない「自己コントロール型」
 6 問題を忘れようと酒を飲んだり逃げたいと考えたりする「逃避型」
 7 この問題は自分と関係ないと自分を切り離そうとする「隔離型」
 8 これを解決すれば学びがある等、経験から自分を発見したり自己
  改革を行ったりする「肯定的再評価型」
 どれが良い・悪いといったものではなく、順番にやっていけばOKと
いうものでもありません。自分がどのような対処力が強いかの傾向が分か
ります。要は、そのときどきのストレスに合わせ柔軟に使っていくこと、
いきなり大きな解決を図ろうとするのではなく小さく分けて少しずつ、
確実に進めていくことがポイントだと思います。
 頑張っている自分に、子どもたちに「もっと頑張れ」ではなく、「よく
頑張っているね」と賞賛していきたいものです。