【校長だより】 市民総ぐるみ防災訓練を実施しました(11月27日)
- 公開日
- 2021/12/01
- 更新日
- 2021/12/01
学習活動
先週土曜日、11月27日に市民総ぐるみ防災訓練が実施されました。
学校でもそれに合わせて、避難訓練を実施しています。
14時過ぎに市からの地震速報が校内に響き渡りました。今年度初めに放送設備が整備され、昨年度までよく聞こえなかった防災用放送がとてもよく聞こえるようになりました。その放送を聞き、子どもたちはシェイクアウト(机の下にもぐるなどの身を守る行動を行うこと)を行いました。その後、テレビ放送を使って、また担任から、地震の際に行動すればよいか学級指導を行いました。
さらに14時15分過ぎに、再度校内のみで地震が起こったとする放送を行い、実際に運動場に避難する訓練を実施しました。地震はいつどこで発生するかわかりません。教室にいる時、担任がついている時とも限りません。そこで今回は、1・2年生は教室でしたが、3年生は廊下、4年生はトイレ、5年生は昇降口の外、6年生は体育館にいる時に地震が発生したという想定で、そこでどう身を守るか、そこからどう避難するかという訓練を行いました。運動場に避難した後、各学年から一人ずつ、それぞれの場所でどう身を守ったか、発表させました。廊下ではガラス窓から離れた、外では校門や木のそばから離れた、体育館では頭上のライトが落ちてこないか確認しながら身を守ったなど、子どもたちがそれぞれの場所で自分の身を守るためにどんな判断をしたのかについて共有することができました。
いつ、どこで起こるか分からない災害。自分の、自分たちの、命を守るためにどう行動すればよいのか、考え、判断し、行動に移せる力を育てておきたいと改めて感じました。