11月３０日（水）第3回学校運営協議会を行いました。
　
　今回は、主に、２学期の学校行事を中心に子どもたちの様子をご報告いたしました。３年ぶりに多くの行事が、感染対策を講じながら実施できたことを委員の皆様にも大変喜んでいただきました。来年度はぜひ委員の皆様をお招きして、子どもたちの様子を直接見ていただきたいものだと思いました。

　また今回、「たくましい子どもを育てる学校・家庭・地域の取組について」というテーマで熟議を行いました。「たくましい子ども」は今年度から本校教育目標にも掲げているキーワードです。子どもたちのたくましさを育てるために、学校で、家庭で、地域で、それぞれどんなことができるか少人数グループで話し合っていただきました。
　地域グループからは、「夏祭りやクリーンシティなど子どもたちが参加できる行事や取組を準備しているので、ぜひ参加を促してほしい。参加することで、ほめられたり達成感をもてたりし、たくましさにつながっていくのではないか」とまとめていただきました。
　家庭グループからは、「子どもたちのがんばりを見守ったり、声かけをしたり、寄り添ったりして温かくサポートしていきたい」と意見をまとめていただきました。
　学校グループからは、「子どもたちが少しがんばればできそうな適切な課題を与えチャレンジさせて達成感を味わう体験を繰り返す、そしてそれを見える化していくことでたくましさにつながるのではないか」とまとめていただきました。
　学識経験者としてご指導・ご助言をいただいた筑紫女学園大学の石原教授からも、「社会貢献を通して自分にも新しいことができるんだと感じ、それを繰り返すことがたくましさにつながっていく」、「自分で何をするか自己決定させることが動機付けにつながり、やる気がアップする」、「ほめること、認めること、励ますことは大切なこと」などと、熟議の内容について価値付けをしていただきました。

　地域での子どもたちの姿なども教えていただき、充実した会となりました。いただいたご意見、励ましをもとに今後も学校運営を進めてまいります。ご参会いただきました委員の皆様、ありがとうございました。