学校日記

【校長だより】第44回 運動会

公開日
2023/05/27
更新日
2023/05/27

学習活動

 本日、良すぎるくらいの天候の中、第44回運動会を実施しました。コロナ禍も明け、今年は保護者の人数制限等もせず、久しぶりに来賓をお招きしての運動会となりました。子どもたちは、約3週間の練習の成果を存分に発揮し、最高の演技を見せてくれました。

 1・2年生の「New World 〜こころひとつに〜」は、ポンポンを手におしりを振りながら踊る子どもたちの姿がかわいらしく、本当に微笑ましいものでした。特に入学して間もない1年生が、広い運動場で大きく手を広げて踊る姿には大きな成長を感じました。
 3・4年生の「構え!下大利ソーラン」では、力強いソーラン節のリズムに乗って、法被姿の子どもたちが堂々と踊っていました。「ソーラン、ソーラン」と大きくかけ声をかけながら踊る姿を見ることができるのは久しぶりで、日常が戻ってきたことを実感しました。
 5・6年生の「MIX NUTS 79」では、色とりどりの旗を大きくはためかせながら、みんなの心を一つにして動きのそろった表現を見せました。最後に各グループで行ったアピールタイムでは、子どもたちの達成感に満ちた素敵な笑顔が印象的でした。
 また走競技でも、一人一人が自分の力を精一杯出し切り、ゴールに向かってがんばる姿を見ることができました。
 そして、今年の児童会種目「つな引き」。代表委員会で子どもたちが話し合って決めました。今年のスローガン「あきらめず力を合わせて勝利をつかめ」を体現し、みんなで力を合わせ、勝利をめざして歯を食いしばりながら最後まであきらめずに綱を引きました。熱中症対策のため午前中開催になったことに伴って、各学年部の競争遊技はなくなりましたが、この児童会種目がその代わりとなって、子どもたちの心をひとつにする大切な競技となっています。
 また5・6年生は係の仕事を通して、責任をもって自分の役割を果たすことの大切さも学びました。特に開・閉会式に携わった子どもたちは、1回目の全体練習から自分の台詞を暗記して臨んでいました。その姿勢に、高学年としての自覚を感じることができました。
 
 今年度は4年ぶりに得点を記録し、勝敗も決しました。赤組が勝ちましたが、どちらもひけを取らないすばらしい勝負でした。

 運動会を通して、子どもたち一人一人が本当にたくましく成長することができました。これもひとえに保護者の皆様、地域の皆様の支えがあったからこそと深く感謝しています。準備や運営、片付けなどお手伝いくださった保護者の皆様、「こぶしの会」の皆様も暑い中、本当にありがとうございました。