【校長だより】6年家庭科「夏をすずしく さわやかに」
- 公開日
- 2023/09/06
- 更新日
- 2023/09/06
学習活動
6年生では、昨日、今日の2日間にわたり、九州産業大学准教授松野尾先生にお越しいただき、家庭科「夏をすずしくさわやかに」の発展学習を行いました。「住居の働きや役割を知り、快適に暮らすための間取りを考える」というねらいで、子どもたちが自分の夢の家(間取り)を考え、模型に起こすという学習でした。
昨日ははじめに、住居の働きや役割について先生からお話を聞きました。さらに、一緒に来られていた学生さんから、大学の授業で製作したという住宅模型をもとに、間取りを考えるにあたってどんな工夫をしたかというお話も聞きました。子どもたちはわくわくしながら模型を見たりお話を聞いたりしていました。
その後は、子どもたちが自分の夢の間取りを考える時間です。今回はマンションの1室という設定で、トイレや洗面脱衣所、浴室は決められている用紙をもらい、それ以外の場所の間取りを考えました。窓が向いている方角や風通しなども考慮するという注意もいただきました。子どもたちは、「トレーニングルームをつくりたい」「犬の散歩をした後、足を洗うところを玄関につくりたい」など、自分の生活や趣味を想像しながら自由に考えていきました。
さらに今日は、考えた間取りを模型にしていく作業でした。松野尾先生や学生さん達が、子どもたちが作りやすいように窓をカッターでくり抜くなどの準備をして来てくださった用紙をもらい、起こしていきました。外枠ができると、設計図に沿って壁を立てたり、ドアをつくったりして形にしていきました。早い子は、壁紙や床を模したシールも先生からいただき貼っていました。今日は2時間続きの学習でしたが、途中の休憩時間も休まないほど、どの子もものすごい集中力で作業に取り組んでいました。
完成までは若干時間が足りませんでしたが、子どもたちは目をきらきらさせて、「とても楽しかった」「家に持って帰り、続きを作りたい」などと言っていました。中には、「建築やインテリアの仕事に興味が湧きました」と言っている子もおり、心に残る学習になったようです。