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【3月31日】人生最高の「ありがとう」です!

公開日
2026/03/31
更新日
2026/03/31

校長のひとりごと

 先日、出張からの帰り、学校近くのコンビニに寄ったところ、今月本校を卒業した竹之内さんが自転車を押して、どこかに行っているところにたまたま出くわしました。

「あ!校長先生…」

「どこに行っているの?」

「高校の制服が出来たそうなので、取りに行っています」

「そっか…。これからまた高校生活が楽しみだね。また頑張ってね!」

「はい! あ、校長先生…、そういえば『ひとりごと』、終わっちゃいましたね」

「そうだね。ついに『完結』したよ」

「実は、私、(ひとりごと)ロスなんです…。ちょっとさみしくて…」

「読んでくれてたんだね。ありがとうね…そうやって読んでくれている人がいたり、楽しみにしている人がいたから続けられたの…。本当に、ありがとう。これから、夢を目標を実現できるように応援してるから…。あなたならきっと大丈夫!」

 竹之内さんは笑顔で「はい!ではさようなら!」と言って、去っていきました。


 何だか、コンビニの駐車場でも心があったかくなった私でした。

 3月、卒業生の子どもたちはもちろん、在校生の子どもたちにも、そして先生方にもたくさん祝福していただきました。また、今まで関わった子どもたち、一緒に働かせていただいた先生方、バレー界でたいへんお世話になった先生方、お世話になった保護者の方々など、たくさんの方々に毎日のように祝福していただいたり、感謝していただいたりしました。私の方が素敵な「縁」をいただき、どれだけの力をいただいたかわかりません。子どもたちにも、先生方にも、保護者の皆さま、地域の皆さま方にも感謝しかありません。38年間の教師生活が今日で終わりますが、本当にこれまで続けてこられたのは皆さんのおかげです。

 初任の頃、うまくいかないことばかりで、きつくてきつくてたまらなくて「もう辞める!」と思っていたときに支えてくれたのは、私が担任していた子どもたちが生活ノートに書いてくれた、「先生、疲れていませんか? 無理しないでくださいね」、「先生は私たちのかけがえのない先生です。だからなんでも言ってください」、「先生無理しちゃだめですよ。先生は僕たちの大切な担任の先生なんですから」、「僕は先生の味方です。できることはなんでもするから言ってくださいね」…という言葉です。それを読んで、職員室で号泣した23歳の私…。中学1年生の子どもたちが、私にあたたかい言葉をたくさんかけてくれて、いっぱい支えてくれて、「この子たちを見捨てて、辞めようなんて…」。自分自身が情けなくて仕方がなかったのです。頑張っている子どもたちのことが見えていなかったのです。「この子どもたちのためにも続けよう!」と決意しました。その後も、様々なことはありましたが、やはりいつの時代も、どんなときも子どもたちは素晴らしく、「可能性は無限大」と実感することばかりでした。「頑張ることは素晴らしい! 一生懸命はかっこいい!」、「目配り・気配り・心配り」、「絶対できる! きっとできる! 必ずできる!」…これを常に子どもたちに言い続け、38年間子どもたちと一緒に突っ走ってきました。明日からは、子どもたちが目の前にいないところにいきますが、それでもこれまで子どもたちはもちろん、たくさんの方に支え励ましていただいたこと、教えていただいたことなどを「糧」にしながら、人の役に立てるようにしたいと思っています。


 奇跡のような充実した3月を過ごさせていただきました。こんなに感謝してもらえるほど、私自身は大きなことはできていません。それでも、私の言葉が、私が取り組んだことが少しでも心に残っていたり、役に立ったりしていたのなら、私は幸せです。

 私を含め、今年度で大野東中を去られる先生方もいます。きっとそれぞれの場所でご活躍されると信じています。そして、大野東中には新しい先生方も明日から来られます。きっと「チーム大東」で、素敵な大野東中の子どもたちと共に、さらに素晴らしい大野東中学校にしてくれると期待しています。


 前庭の桜が、大野東中を去る者の前途を祝福してくれているかのようです(写真)。そして、これからますます素晴らしい学校になっていく大野東中学校を象徴しているかのようです。

 私は大野東中学校が大好きです…。大野東中学校の子どもたちに、先生方に、保護者の皆さまに、地域の方々に、そして今まで出会わせていただいたすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。感謝は尽きません…。感謝を超える言葉があれば、「ありがとうございます」を超える言葉があればいいのですが、なかなか見つかりません。

 ですが、素晴らしい出会いがあって、最高の縁があって、今の私がつくられています。これまで支えてくださったすべての方に、敬意と感謝を表します。

 子どもたちは本当にかわいい…。子どもたちは素晴らしい! 子どもたちが目の前にいないところに行くことがさみしくなっている私です…。

 完結したひとりごとでしたが、「番外編」ということでお許しください…

 感謝 感謝 感謝 感謝 感謝 … 子どもたちと大野東中学校の未来、そしてすべての皆様の未来が輝きますように!


(ひとりごと 番外編)