●かしわごはん　●えび天・山椒かき揚げ　●八目玉子焼き
●根菜煮　●白菜のカツオ和え　●オクラ昆布

　国内で「鷲神社」「大鳥神社」など，鳥にちなんだ寺社で江戸時代から続く伝統的行事のひとつに「酉（とり）の市」というものがあります。これは，農民らが秋の収穫を祝い，鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりだと言われます。今日の食材は，酉の市にちなんだ「山椒」をはじめ，縁起がよいとされる食材と鶏・卵を使ったメニューとなっています。
　ちなみに，えびは「目が出ている」ことから「目出たい（めでたい）」，山椒は葉・花・実・枝・樹皮にいたるまで全て利用することができることから「有益」として縁起がよいとされているそうです。